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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):テラスカイ、ベイカレント、メディアドゥ

テラスカイ <日足> 「株探」多機能チャートより
■テラスカイ <3915>  3,280円  +500 円 (+18.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 テラスカイ<3915>はストップ高。15日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高29億2600万円(前年同期比37.8%増)、経常利益3億1900万円(同66.1%増)といずれも拡大しており、これを好感する買いが入った。クラウド市場が急速に拡大するなか、主力のソリューション事業でセールスフォースを中心としたクラウドサービスの導入開発案件、アマゾンウェブサービス(AWS)へのクラウドマイグレーション案件が大幅に増加した。また、製品事業でクラウドデータ連携基盤や画面作成ツール、グループウェアの契約が引き続き伸びたことも増益に貢献した。第1四半期経常利益の通期計画(5億円)に対する進捗率は62.9%に達しており、業績上振れ期待が台頭している。

■ベイカレント <6532>  10,980円  +1,500 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率4位
 ベイカレント・コンサルティング<6532>はストップ高。15日の取引終了後、第1四半期(3~5月)単独決算を発表しており、売上高100億2000万円(前年同期比28.1%増)、営業利益29億8700万円(同82.0%増)と、大幅な営業増益となったことが好感された。前期から継続していた好調な受注状況とあわせて前期に約24%増員したコンサルタントの戦力化が進んだことが業績向上に貢献した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高のみ発表しており、350億~380億円(前期比6.1%~15.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■メディアドゥ <3678>  5,340円  +705 円 (+15.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率5位
 メディアドゥ<3678>が続急伸、6月3日以来の上場来高値を更新している。15日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高202億9200万円(前年同期比31.3%増)、経常利益7億3400万円(同61.0%増)と大幅増収増益を達成しており、これが好材料視された。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費の増加や紙本から電子書籍への移行の進展を追い風に、主力の電子書籍流通事業の収益が大きく伸びた。同事業では引き続き「LINEマンガ」「Amazon Kindle」などの電子書店への取り次ぎ販売や電子書籍配信ソリューションの提供などを行った。第1四半期経常利益の通期計画(20億円)に対する進捗率は36.7%と高水準で、幸先の良いスタートを切ったことが好感されている。

■RPAホールディングス <6572>  843円  +104 円 (+14.1%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 RPAホールディングス<6572>は大幅続伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)の連結決算は、営業利益1億1800万円(前年同期比30.3%減)、純利益2800万円(同44.3%減)と大幅な営業減益となったが、アク抜け感から買いが入ったようだ。証券口座開設の増加やリモートワークの普及により金融・通信カテゴリーを中心としてロボットトランスフォーメーション事業が大幅に伸長し、これが牽引役となって売上高は31億200万円(同46.1%増)となった。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響を受けロボットソーシング事業で受託案件の受注が減少したほか、汎用ロボットによるサービスを提供するRaas(ロボット・アズ・ア・サービス)事業の立ち上げに向けた先行投資が響いた格好だ。なお、21年2月期業績予想は、売上高110億~125億円(前期比9.2%~24.1%増)、営業利益3億~7億円(同36.3%減~48.6%増)、純利益収支均衡~2億2000万円(前期1700万円)の従来見通しを据え置いている。

■パーク24 <4666>  1,913円  +130 円 (+7.3%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 パーク24<4666>は続急伸。15日の取引終了後、6月のタイムズパーキング売上高(速報値)は前年同月比12.9%減の114億1000万円だったと発表。4月(同32.2%減)、5月(同33.5%減)に比べるとマイナス幅が縮小しており、これを好感する買いが入った。6月の週ごとの売上高前年同週比は、1週目79.7%、2週目82.6%、3週目87.0%、4週目90.3%と週を追うごとに回復してきている。また、タイムズパーキングの売上総利益は13億700万円の黒字(前年同月比54.6%減)と3カ月ぶりに黒字化しことも好感されたもよう。

■日本取引所グループ <8697>  2,714円  +166 円 (+6.5%)  本日終値
 日本取引所グループ<8697>が急伸。日本経済新聞社は15日の取終了後、日経平均株価の臨時入れ替えで同社株を新規採用することを明らかにした。ソニーフィナンシャルホールディングス<8729>が、ソニー<6758>による完全子会社化を目的としたTOB(株式公開買い付け)の結果、将来の上場廃止の可能性が高まったことに伴うもの。7月28日の終値ベースでリバランスの売買が発生する見込み。大和証券では、日本取引所への買いインパクトは約2570万株、約18.5日分と推定している。

■ベルーナ <9997>  725円  +39 円 (+5.7%)  本日終値
 ベルーナ<9997>が急伸。アパレルを中心とするカタログ通販の大手で、新型コロナウイルス感染症の拡大による巣ごもり消費の増勢を背景に収益機会が膨らんでおり、株式市場でもこれを評価する買いが継続的に入っている。同社が15日取引終了後に発表した6月の月次売上高は前年同月比22.3%増と2カ月連続で前年実績を大幅に上回っており、これが改めて株価を刺激する格好となっている。今年1月7日に年初来高値715円をつけてからコロナ禍で大幅な下落を余儀なくされたが、その後は戻り足が急で時価は新高値にあと一息に迫っている。

■デサント <8114>  1,806円  +97 円 (+5.7%)  本日終値
 デサント<8114>は4連騰。15日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、営業利益5億円(前期比31.9%増)、最終損益50億円の黒字(前期24億8100万円の赤字)と発表しており、これが好感された。国内外において、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一定期間にわたり継続すると想定していることや前期に欧米子会社の休止、譲渡などを行ったことにより、売上高は1010億円(前期比18.9%減)を見込む。ただ、固定費の減少や販管費の削減に加え、中国における合弁会社の再編に伴い持分変動差額として約40億円を計上するとしており、これらが利益を押し上げる見通しだ。

■グリムス <3150>  3,060円  +90 円 (+3.0%)  本日終値
 グリムス<3150>が反発。15日の取引終了後、8月31日現在の株主を対象に1対2の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上や投資家層の拡大を期待するなど買いが入った。

■ブシロード <7803>  2,807円  +31 円 (+1.1%)  本日終値
 ブシロード<7803>が高い。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3600円とした。IP(知的財産権)ディベロッパー戦略を持ち、IPの創出・育成・持続化を得意としている。主要IPには「バンドリ!」「ヴァンガード」「レヴァースタァライト」などがある。同証券では(1)コロナの影響でイベントや音楽ライブをオンラインでライブ配信する事業やデジタルコンテンツが急成長する可能性が出てきたこと(2)コンテンツグローバル需要創出促進事業による追い風が期待できること(3)IPの力は強力でコロナ下でも一定の収益を確保できたこと(4)子会社化した劇団飛行船の再生および成長に期待できるとみていること――などを注目点に挙げている。

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