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【材料】東自機が一時S高、第3四半期営業利益進捗率90%を好感

東自機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京自働機械製作所<6360>が続急伸し一時、ストップ高の2305円に買われ連日で昨年来高値を更新している。1月29日の取引後に20年3月期の単独業績予想の上方修正を発表し株価は連騰しているが、31日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算を受けて、更なる買いが入っている。

 第3四半期累計決算は、売上高89億4800万円(前年同期比38.2%増)、営業利益5億8500万円(同32.5倍)、純利益4億7200万円(同5.2倍)だった。設備投資需要が旺盛な菓子・食品業界向けをはじめとして包装機械が堅調に推移していることに加えて、主な顧客の積極的な設備投資が継続していることで生産機械も好調に推移。また、生産機械事業の利益率改善も寄与した。

 20年3月期通期業績予想は、修正値の売上高115億円(前期比1.3%減)、営業利益6億5000万円(同5.3%増)、純利益5億5000万円(同2.1%増)を据え置いているが、第3四半期時点の営業利益の進捗率は90%となっており、引き続き保守的な見通しとの見方が多いようだ。

出所:MINKABU PRESS

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