【市況】東京株式(前引け)=反落も前場後半から急速に戻り足に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は日経平均がマイナス圏で着地したものの、前場後半から急速に下げ幅を縮小する展開となった。前日の米国株市場では主要指数が連日で過去最高値を更新したが上値は重く、外国為替市場で目先円安が一服したことで東京市場では買い手控えムードのなか、日経平均が一時170円以上下げる場面があった。その後は、香港ハンセン指数が強調展開をみせるのを横にらみに、押し目買いや買い戻しが入る形で戻り足も急となった。
個別では、任天堂<7974>がしっかり、小野薬品工業<4528>も買い優勢。エーザイ<4523>も上昇した。資生堂<4911>も堅調。澤藤電機<6901>、木村化工機<6378>はストップ高。半面、ファーストリテイリング<9983>が安く、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。太陽誘電<6976>も安い。Zホールディングス<4689>が大幅安、曙ブレーキ工業<7238>も売られた。
出所:MINKABU PRESS