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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:田辺三菱、GMO、JCRファ

田辺三菱 <日足> 「株探」多機能チャートより
■田辺三菱製薬 <4508>  1,638円  +300 円 (+22.4%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 18日、田辺三菱製薬 <4508> に対して三菱ケミカルホールディングス <4188> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を50.2%上回る1株2010円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は11月19日から20年1月7日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■アイル <3854>  1,439円  +84 円 (+6.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 アイル<3854>が大幅高で5日続伸している。18日の取引終了後、同社の販売・在庫管理パッケージシステム「アラジンオフィス」が、ラクス<3923>のWEB帳票発行システム「楽楽明細」と連携を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の連携により、請求書や納品書、支払明細、領収書などの帳票データをそのまま取引先に自動送付することができるようになり、帳票の印刷・封入・発送の手間がなくなるほか、郵送費や印刷費などの経費削減にもつながるとしている。

■JCRファーマ <4552>  8,900円  +500 円 (+6.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 JCRファーマ<4552>が続急伸、10月30日につけた高値8750円を上回り年初来高値を更新した。同社はホルモン製剤を収益の主力にバイオシミラーにも傾注している。遺伝子組み換え分野での技術蓄積で優位性を持ち、収益面では遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が収益牽引役を担う。健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品である「テムセル」も再生医療分野の有力商品として需要開拓が進んでいる。目先バイオ関連株の一角を買い戻す動きが出ており、業績内容の良い同社株に物色の矛先が向いている。

■GMOインターネット <9449>  2,189円  +103 円 (+4.9%)  11:30現在
 GMOインターネット<9449>が4日ぶり反発。同社は幅広くネット活用ビジネス支援を手掛けるが、主力のネットインフラ事業が好調で収益高成長が続いている。18日取引終了後、公衆無線LAN自動接続アプリを展開するタウンWiFiの株式を取得し子会社化することを発表、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込む形となった。

■テラスカイ <3915>  2,560円  +98 円 (+4.0%)  11:30現在
 テラスカイ<3915>は一時112円高の2574円に買われた。全般地合い悪をものともせず11連騰を記録。この間に株価は540円の上昇をみせたが、きょうプラス圏を維持してあすも高い場合は、サイコロジカルライン100%となる。米セールスフォース・ドットコムのシステムで構築するクラウド導入支援業務を手掛け、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の一角として急速に頭角を現し、その後のクラウド関連株人気の発火点ともなった。今年6月に量子コンピューター関連ビジネスを手掛ける子会社キューミックスを設立、IBMと連携して同分野の研究開発も進めている点や、足もとの業績が急拡大歩調にあることも買いの背景にある。継続的に上値を指向しファンド資金流入の思惑も根強い。

■アドヴァン <7463>  1,283円  +45 円 (+3.6%)  11:30現在
 18日、アドヴァン <7463> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.1%にあたる48万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は11月19日から12月23日まで。

■日本調剤 <3341>  3,950円  +125 円 (+3.3%)  11:30現在
 日本調剤<3341>が続伸している。18日の取引終了後、同業の薬栄(東京都新宿区)、新栄メディカル(東京都武蔵野市)及びセンチュリーオブジャスティス(東京都渋谷区)の全株式をそれぞれ取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。今回買収する3社は、東京都を中心に千葉県、埼玉県、神奈川県の1都3県で調剤薬局を合わせて19店舗展開しており、子会社化によりグループの更なる店舗網の拡充を図るのが狙い。また、サービスや事業ノウハウの融合などで経営基盤を一層強化し、グループの企業価値を高めるとしている。

■日本M&Aセンター <2127>  3,595円  +100 円 (+2.9%)  11:30現在
 日本M&Aセンター<2127>は全般地合悪のなか7連騰と気を吐いている。連日の年初来高値更新で上げ幅は前日に続き100円を超えた。中小企業を中心にM&Aの仲介ビジネスを展開するが、経営者の高齢化と後継者不足など背景に事業承継に関する高水準の案件を確保し利益成長を続けている。19年4~9月期は営業利益段階で前年同期比32%増の91億8600万円と急拡大した。また、M&A支援だけでなく、IPOサポート事業にも積極的に取り組んでいる。

■弁護士ドットコム <6027>  5,390円  +150 円 (+2.9%)  11:30現在
 弁護士ドットコム<6027>が続伸している。同社は18日、飲食店向け予約/顧客台帳サービスを手掛けるトレタ(東京都品川区)と業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。この提携により、トレタが持つ広い販路を活用し、人手不足が深刻な飲食業界で自社が展開する「クラウドサイン NOW」を普及させる構え。「クラウドサイン NOW」とは、これまで紙で締結していた申込書や契約書を、タブレットに置き換えて契約締結を行うサービスとなっている。

■大塚ホールディングス <4578>  4,870円  +46 円 (+1.0%)  11:30現在
 大塚ホールディングス<4578>が年初来高値を更新している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「大塚ホールディングス傘下の大鵬薬品工業は抗がん剤を中国で2020年中に発売する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。発売するのは「ロンサーフ」で、今年9月に大腸がん治療薬として中国当局から承認を取得した。日本では14年に承認を取得しており、米国や欧州でも販売。日本や欧米では胃がんでの適応も取得している。

■フージャース <3284>  720円  +6 円 (+0.8%)  11:30現在
 フージャースホールディングス<3284>はしっかり。18日の取引終了後、高島屋<8233>子会社の東神開発と、不動産開発における事業拡大を目的に戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表しており、これが好感されている。今回締結した協定では、両社がこれまで培ってきた事業ノウハウを活用し、高齢者施設の開発及び運営、ヘルスケア関連施設に特化した不動産投資信託(ヘルスケアリート)の運営、地方中核都市の再開発事業における商業施設開発、海外不動産投資・開発事業などの分野で共同取り組みの検討を行い、シナジーを生み出すことが目的。なお東神開発は、フージャースグループが組成し、ヘルスケアリートの活用を前提としたブリッジファンドに出資するとしている。

■SMC <6273>  48,610円  -1,260 円 (-2.5%)  11:30現在
 SMC<6273>が1000円を超える下げとなったほか、安川電機<6506>、ファナック<6954>などFA関連が軟調。米中協議の先行きに思惑が錯綜しているが、前日に米CNBCが「北京側の雰囲気は悲観的だ」と伝え、これが中国への売上高比率の高いFA関連株にはネガティブに作用している。足もと、外国為替市場で1ドル=108円台半ばまで円高に振れていることで、輸出採算改善への期待も後退している。

■アニコムHD <8715>  3,720円  -50 円 (-1.3%)  11:30現在
 アニコム ホールディングス<8715>は続落している。18日の取引終了後に発表した10月度の正味収入保険料が前年同月比15.7%増の33億200万円と2ケタ増収となったが、市場の反応は限定的のようだ。なお、18年12月度に開始したどうぶつ健活(腸内フローラ測定)申し込み数は9262件(前月比1618件増)、19年1月に本格展開を開始した遺伝子検査検体数は1万3399件(同1454件増)となった。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,024.5円  -9 円 (-0.9%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>が軟調。前日の米国株市場ではNYダウは最高値を更新したものの上値が重く、シェブロンや、エクソンモービルなどエネルギー関連株は大きく値を下げ、全体指数にマイナス寄与する形となった。WTI原油先物価格が67セント安の1バレル=57ドル5セントと値を下げており、これが嫌気された形。東京市場でも同社株など原油価格と連動性の高い銘柄に売りを誘発している。

■澤藤電機 <6901>  2,128円  +400 円 (+23.2%) ストップ高   11:30現在
■木村化工機 <6378>  522円  +80 円 (+18.1%) ストップ高   11:30現在
 沢藤電機<6901>がストップ高。同社は18日、木村化工機<6378>及び岐阜大学との実証試験で、低濃度アンモニア水から高純度水素を製造し、燃料電池で発電することに世界で初めて成功したと発表。これが株価を刺激しているようだ。実証試験では、消費電力や二酸化炭素(CO2)排出量が約83%減、窒素酸化物がゼロのアンモニア処理システムの開発と、安価なCO2フリーアンモニア燃料及びCO2フリー水素の製造にメドがたったとしている。

■栄電子 <7567>  698円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 栄電子<7567>がストップ高。同社は半導体製造装置用のスイッチング電源やコネクターなどに強みを持つ電子部品商社で、5GやAI・IoT分野に関連する企業の設投需要拡大で収益機会が高まっている。10月30日に1060円の高値に買われた後は大幅な調整を強いられたが、足もと売り物がこなれ再浮上に転じた。東証が19日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上)を解除し、同日に日証金も増担保金徴収措置を解除したことで、これが投資資金再攻勢の手掛かりとなっている。

●ストップ高銘柄
 阿波製紙 <3896>  533円  +80 円 (+17.7%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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