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【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米株安受け買い手控えも朝安後切り返し (4月16日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22108.15
高値  22261.33(09:46)
安値  22095.32(09:00)
大引け 22221.66(前日比 +52.55 、 +0.24% )

売買高  10億5075万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0929億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日続伸、前日の米株安受け買い手控えも朝安後に切り返す
 2.米株安に加え、日米貿易協議の行方を見極めたいとの思惑で上値も重い
 3.売り圧力は限定的、海外機関投資家の買いが観測され下値支える展開に
 4.値下がり数が値上がりを大きく上回るもFリテなど値がさ株が指数寄与
 5.通信キャリアなど通信セクターが買われる一方、資源株などが売られる

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは27ドル安と小幅に反落した。ゴールドマン・サックスが決算発表を受け下落。これに伴い、JPモルガン・チェースといった銀行株も軟調に推移した。

 東京市場では、日経平均株価が朝安後にプラス圏に切り返し4日続伸となった。全般は利益確定売りで値を下げる銘柄も多く上値も重かった。

 16日の東京市場は朝方安く始まったものの、その後は下値抵抗力を発揮する形となった。前日の米国株市場ではゴールドマン・サックスの決算を受けた株安が足を引っ張ったが、メガバンクをはじめ日本株への影響は限定的だった。日米間の貿易協議の行方を見極めたいとの思惑から買い手控えムードが漂ったものの、売り圧力も希薄ななかで海外機関投資家とみられる買いが観測され、全体相場を下支える格好となった。もっとも、日経平均は一部の値がさ株による指数押し上げ効果が反映されており、値下がり銘柄数が値上がり銘柄を大きく上回るなか、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地。業種別では情報通信セクターの上げが目立つ一方、紙パルプや資源エネルギー関連が売られる地合いだった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が買われ、ファーストリテイリング<9983>も上値追い継続。NTTドコモ<9437>やKDDI<9433>など通信メガキャリアが揃って上昇した。SUMCO<3436>も堅調。RPAホールディングス<6572>が値幅制限いっぱいに買われ、千代田化工建設<6366>が商いを伴い上げ足を加速した。スペースバリューホールディングス<1448>、TOKYO BASE<3415>が値を飛ばし、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も高い。
 半面、キーエンス<6861>が軟調、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も冴えない。良品計画<7453>が大幅に値を下げたほか、かんぽ生命保険<7181>の下げも目立った。デザインワン・ジャパン<6048>、ベクトル<6058>などが大きく利食われ、イオンファンタジー<4343>の下げも目立った。オロ<3983>が急反落、enish<3667>も利益確定の売りに大幅安。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、SBG <9984> 、ソニー <6758> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約107円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はセコム <9735> 、テルモ <4543> 、第一三共 <4568> 、日産化 <4021> 、大日本住友 <4506> 。押し下げ効果は約22円。

 東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)その他金融業、(3)建設業、(4)電気機器、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)鉱業、(3)電気・ガス業、(4)石油石炭製品、(5)卸売業。

■個別材料株

△ファンコミ <2461>
 3月売上高が18ヵ月ぶり前年上回る。
△ヨシムラHD <2884>
 今期経常は57%増で2期ぶり最高益更新へ。
△T-BASE <3415>
 今期経常は30%増で2期ぶり最高益更新へ。
△TKP <3479> [東証M]
 今期経常は41%増で5期連続最高益、レンタルオフィス大手買収へ。
△串カツ田中 <3547> [東証M]
 12-2月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
△サインポスト <3996> [東証M]
 トッパンフォ <7862> とワンダーレジビジネスで提携。
△RPA <6572>
 今期経常は72%増で4期連続最高益更新へ。
△ニューテック <6734> [JQ]
 今期最終は3%増で2期連続最高益更新へ。
△日本MDM <7600>
 前期経常を5%上方修正。
△CSランバー <7808> [JQ]
 今期経常を23%上方修正。

▼サイステップ <3810> [東証2]
 今期経常を一転赤字に下方修正。
▼ココス <9943> [JQ]
 業績下方修正と株主優待の休止を発表。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)キムラタン <8107> 、(2)RPA <6572> 、(3)ヨシムラHD <2884> 、(4)千代建 <6366> 、(5)ファンコミ <2461> 、(6)スペースVH <1448> 、(7)T-BASE <3415> 、(8)ウチヤマHD <6059> 、(9)エスクロAJ <6093> 、(10)北の達人 <2930> 。
 値下がり率上位10傑は(1)HIOKI <6866> 、(2)デザインワン <6048> 、(3)ベクトル <6058> 、(4)日電波 <6779> 、(5)イオンファン <4343> 、(6)オロ <3983> 、(7)enish <3667> 、(8)キリン堂HD <3194> 、(9)Jディスプレ <6740> 、(10)関西スーパ <9919> 。

【大引け】

 日経平均は前日比52.55円(0.24%)高の2万2221.66円。TOPIXは前日比1.47(0.09%)安の1626.46。出来高は概算で10億5075万株。東証1部の値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は1346となった。日経ジャスダック平均は3462.93円(3.51円高)。

[2019年4月16日]

株探ニュース

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