【材料】<動意株・1日>(前引け)=富士ソSB、旭有機材、ビリングシステム
富士ソSB <日足> 「株探」多機能チャートより
旭有機材<4216>=大幅続伸で、1997年以来約21年ぶりの高値圏に浮上した。同社は樹脂バルブで断トツのシェアを誇るが、自動車向けや半導体向けが好調。特に「半導体製造装置向け中心に引き合い旺盛で生産が間に合わない状況が続いている」(国内中堅証券情報部)という。会社側では19年3月期営業利益について期初予想の35億円から39億円に上方修正しているが、市場では「再増額で44億円前後まで上振れする可能性が高い」(同)との見方を示しており、株価も好業績を改めて評価する動きをみせている。
ビリングシステム<3623>=急反発。同社はきょう、大阪府の各種税金の納付手段として、自社提供しているスマートフォン決済アプリ「PayB」を提供し、取り扱いが開始されたと発表。これが株価を刺激しているようだ。「PayB」の払い込み決済機能は、コンビニエンスストアなどでの支払いで利用される払込票のバーコードを、スマホのカメラ機能で読み取り、登録した銀行口座から即時に支払いができるサービス。都道府県への提供は宮崎県、滋賀県に次ぎ3例目となる。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)