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【市況】東京株式(前引け)=米株高受け反発も“ソフトバンク効果”大きい

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前営業日比54円78銭高の2万2562円10銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億3732万株、売買代金概算は1兆57億円。値上がり銘柄数は927、対して値下がり銘柄数は1052、変わらずは118銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り買い錯綜。結局、米株高を受けてリスクを取る動きが勝り、前場の日経平均は反発して引けている。上海株市場は上値が重いものの下げ止まる動きを見せていることから、投資家の不安心理がやや後退した。もっともソフトバンクグループの上昇が際立っており、1銘柄で日経平均を70円強引き上げていることから、仮に同銘柄が値を消した場合は全体もマイナス圏に沈む状況にある。なお、値上がり銘柄数を値下がりが上回っている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし大幅上昇、スズキ<7269>も活況高となった。楽天<4755>が買われ、ソニー<6758>も堅調。日本電子材料<6855>、日本製鋼所<5631>が値を飛ばしたほか、不動テトラ<1813>も物色人気となった。半面、トヨタ自動車<7203>が下落、ファーストリテイリング<9983>も安い。ファナック<6954>も軟調。ムゲンエステート<3299>がストップ安となり、パイオニア<6773>も急落した。ワコム<6727>、ヤマシンフィルタ<6240>も大幅安。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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