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2018年05月25日16時30分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり小反発、米朝関係の悪化は限定的との見方広がる (5月25日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22380.22
高値  22509.36(10:34)
安値  22318.15(09:05)
大引け 22450.79(前日比 +13.78 、 +0.06% )

売買高  13億3317万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2982億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は朝安後に切り返し、小幅ながら4日ぶり反発に転じる
 2.米朝首脳会談の中止表明も、米朝関係の悪化は限定的との見方広がる
 3.為替市場では取引時間中にドルが買い戻され押し目買いの手掛かりに
 4.原油市況安を背景に空運や陸運など買われ、資源関連株は軟調展開に
 5.ソフトバンクやトヨタが売られる一方、資生堂、花王など堅調な動き

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは75ドル安と反落した。トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を明らかしたことで、北朝鮮を巡る先行き不透明感が嫌気された。

 東京市場では、日経平均株価がマイナス圏でのスタートも、前日までの調整を受けて値ごろ感からの押し目買いが優勢となりプラス圏で引けた。

 25日の東京市場は日経平均が朝方安く始まったものの、寄り直後にこの日の安値をつけ、その後は戻り歩調をみせた。トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を表明、これが朝鮮半島を巡る地政学リスク再燃を意識させ売りが先行した。ただ、日経平均は前日までの3日間で560円強下落しており、目先は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入り、プラス圏に切り返した。米朝首脳会談の中止についてもトランプ大統領は交渉余地を示唆する発言をみせていることで、一方的な売り材料とはならなかった。また、外国為替市場では1ドル=109円台攻防となるなど円高が進んだが、取引時間中はドルが買い戻され円安方向に振れたことで、これに連動して主力株中心に下げ渋った。業種別には原油安を背景に空運や陸運が買われ、資源関連株が軟調だった。

 個別では、東京エレクトロン<8035>が買い優勢、資生堂<4911>、花王<4452>なども上昇した。ファーストリテイリング<9983>が堅調、リクルートホールディングス<6098>もしっかり。日本ケミコン<6997>、キリンホールディングス<2503>も買いを集めた。アクセル<6730>が値上がり率トップに買われ、スクロール<8005>も値を飛ばした。石川製作所<6208>も物色人気となった。
 半面、ソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、トヨタ自動車<7203>も下値模索の展開。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。キーエンス<6861>、コマツ<6301>も下落した。新川<6274>、サンデンホールディングス<6444>が急落したほか、日本トムソン<6480>、平田機工<6258>も大幅安。マネーパートナーズグループ<8732>も下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、日東電 <6988> 、資生堂 <4911> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ユニファミマ <8028> 、トヨタ <7203> 、スズキ <7269> 、コナミHD <9766> 。押し下げ効果は約32円。うち19円はソフトバンク1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)陸運業、(3)食料品、(4)精密機器、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)鉄鋼、(4)不動産業、(5)輸送用機器。

■個別材料株

△やまねメディ <2144> [JQG]
 定款の事業目的に仮想通貨に関する事項など追加。
△アドウェイズ <2489> [東証M]
 事業目的に仮想通貨関連業務などを追加。
△キリンHD <2503>
 SMBC日興証券が「買い」に格上げ。
△モルフォ <3653> [東証M]
 「ベストAIテクノロジー賞」を受賞。
△チエル <3933> [JQ]
 法案成立でデジタル教科書が正式認定。
△リボミック <4591> [東証M]
 RBM-007が米国で物質特許査定を取得。
△ニッパンR <4669> [JQ]
 1→3の株式分割を実施。
△EMシステム <4820>
 1.4%を上限に自社株買いを実施。
△IHI <7013>
 SMBC日興証券が投資評価を「1」へ引き上げ。
△スクロール <8005>
 4月度月次売上高24%増で9ヵ月連続プラス。

▼サムライJP <4764> [JQG]
 東証が信用規制。
▼ソルガムHD <6636> [JQ]
 有価証券報告書への虚偽記載の疑いで強制調査。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アクセル <6730> 、(2)新晃工 <6458> 、(3)スクロール <8005> 、(4)キャリインデ <6538> 、(5)クラリオン <6796> 、(6)ビジ太田昭 <9658> 、(7)アドソル日進 <3837> 、(8)石川製 <6208> 、(9)イオンファン <4343> 、(10)EMシステム <4820> 。
 値下がり率上位10傑は(1)新川 <6274> 、(2)サンデンHD <6444> 、(3)鎌倉新書 <6184> 、(4)JBR <2453> 、(5)AOITYO <3975> 、(6)トムソン <6480> 、(7)平田機工 <6258> 、(8)三陽商 <8011> 、(9)第一精工 <6640> 、(10)石油資源 <1662> 。

【大引け】

 日経平均は前日比13.78円(0.06%)高の2万2450.79円。TOPIXは前日比3.95(0.22%)安の1771.70。出来高は概算で13億3317万株。東証1部の値上がり銘柄数は600、値下がり銘柄数は1390となった。日経ジャスダック平均は3962.87円(11.72円安)。

[2018年5月25日]

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