【市況】5日線、25日線での攻防／日経225・本日の想定レンジ

[本日の想定レンジ]
　17日のNY市場は下落。米議会下院で税制改革案が可決されたことで同法案を巡る先行き不透明感が後退したものの、上院は議席数の優位が小さく下院と法案内容に違いもあることから、改めて年内の税制改革実現に懐疑的な見方が広がり、軟調推移となった。ダウ平均は100.12ドル安の23358.24、ナスダックは10.50ポイント安の6782.79。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の22330円。
　これにサヤ寄せする格好から売り優勢のスタートになろう。先週末はマドを空けての上昇から5日線を突破して始まり、その後ボリンジャーバンドの+1σを超える場面もみられた。しかし、+1σを挟んでの攻防が続く中、結果的にはこれに跳ね返される格好となっている。陰線形成で戻り待ちの売り圧力が意識される。5日線、25日線での攻防といった流れが意識され。22000-22350円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 22350円－下限 22000円

《TM》

　提供：フィスコ