【特集】＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「買い予想数上昇」１位にエンビプロＨＤ

　「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の１４日午後２時現在で、エンビプロ・ホールディングス<5698>が「買い予想数上昇」で１位となっている。

　１３日の取引終了後、１２月３１日を基準日とする１対２株の株式分割と株主優待制度の新設を発表しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。株主優待制度は、１８年６月３０日時点で１単元（１００株）以上を保有する株主から、一律でクオカード１０００円分を贈呈するという。

　また、同時に発表した第１四半期（７～９月）連結決算は、売上高８７億１１００万円（前年同期比３９．７％増）、営業利益２億９４００万円（前年同期８８００万円の赤字）、純利益２億７４００万円（前年同期２００万円）となった。鉄スクラップ相場や非鉄金属相場の上昇局面を活用した、工場でのリサイクル資源の集荷・生産や鉄スクラップの輸出取引、中古車および中古自動車部品の販売が好調に推移。一方で、デジタルサイネージや障がい者就労移行支援などの新規事業関連は固定費が増加し収益を圧迫したが、それらを吸収して営業損益は黒字転換を果たした。

　なお、１８年６月期通期業績予想は、売上高３１５億７３００万円（前期比８．４％増）、営業利益８億８４００万円（同１１．０％増）、純利益７億３６００万円（同４．２％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）