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【特集】セグエ Research Memo(8):当面は内部留保の充実を優先

セグエG <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

セグエグループ<3968>は、更なる財務体質の強化及び競争力の確保を重要課題の1つとして位置付けている。そのため、現時点では内部留保の充実を図り、事業の効率化と事業拡大のための投資を積極的に行っていくことが株主に対する最大の利益還元につながると考えて、配当を実施していない。2017年12月期も配当を実施しない予定である。しかし、同社の財務基盤は安定し、業績も増収、増益を続ける見通しであることから、配当による株主への利益還元は重要な経営課題の1つだろう。

なお、同社では投資単位当たりの金額を引き下げることにより、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的として株式分割を実施してきた。2017年12月期も2017年4月1日付で1株につき2株の割合で分割を行ったのに続き、2017年10月1日付で1株につき2株の割合で分割をおこなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《HN》

 提供:フィスコ

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