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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英経済指標を見極める展開


■大幅下落、英政局不安を嫌気したポンド売り

先週のポンド・円は大幅下落。メイ英首相辞任の憶測が流れたことから、英国の政局不安を受けたポンド売りが観測された。しかしながら、メイ首相は6日、閣僚の十分な支持を得ていると述べたことからリスク回避のポンド売りは一服した。取引レンジ:147円05銭-150円98銭。

■底堅い動きか、英経済指標を見極める展開

今週のポンド・円は底堅い動きとなりそうだ。メイ首相の辞任観測は後退したこと、英中央銀行総裁などの金融当局者が利上げに前向きな姿勢を示していることから、早期利上げ期待は継続する見込み。8月鉱工業生産が予想を上回った場合、ポンド買いが優勢となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:8月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、7月:+0.2%)
・10日:8月商品貿易収支(予想:-112億ポンド、7月:-115.76億ポンド)

予想レンジ:146円00銭-149円00銭

《FA》

 提供:フィスコ
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