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【市況】今週の【早わかり株式市況】 5連騰でアベノミクス相場高値に迫る、米株高と円安が追い風

日経平均 <週足> 「株探」多機能チャートより

 今週の株式市場は、米株高と円安を追い風に日経平均株価は今年初の5連騰となり、アベノミクス相場の高値にあと177円に迫った。

 週初の2日は前週末の米株高や為替の円安を追い風に、日経平均は反発し終値ベースで年初来高値を更新した。

 翌3日は前日のNYダウが大幅高で過去最高値を更新したことや円安が進んだことを受け、リスクを取る動きが強まり、日経平均は大幅続伸し2年1ヵ月ぶりの高値を付けた。4日は為替が円高方向に振れたことが重しとなったものの、米株高でリスクオンの流れが続き3日続伸。5日はアベノミクス相場の日経平均高値2万0868円に接近する中、機関投資家の利益確定売りに押されながらも、わずかにプラス圏で着地。買い控え感が強く東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を17日ぶりに下回った。

 週末の6日は前日の米株市場が騰勢を強めたうえ、円安基調も追い風となり、リスク選好の買いが再び強まり日経平均は5日連続で年初来高値を更新した。日経平均の5日続伸は今年初めてとなる。

 日経平均株価は、前週比334円(1.64%)高の2万0690円と4週続伸し、アベノミクス相場の高値まであと177円に迫って取引を終えた。週間の値幅は357円と、前週の240円から拡大した。


 来週は10日の朝鮮労働党創建記念日を控え北朝鮮リスクは懸念されるものの、無風通過なら米国株市場が堅調なだけにアベノミクス相場の高値を目指す展開が期待される。今週末にかけて、トヨタ自動車 <7203> やファナック <6954> 、ブリヂストン <5108> など値がさ大型株の一角が上値を追う動きを見せたことも高値奪還に向けた動きとして注目したい。
 重要イベントとしては、国内では10日の衆院総選挙公示や同日朝に発表される8月国際収支、11日朝に発表される8月機械受注が注目される。海外では12日-13日に開催されるG20や13日発表の中国9月貿易収支に注視が必要だろう。


◆マーケット・トレンド(10月2日~6日)

【↑】  10月 2日(月)―― 反発・新高値更新、米株高と円安が株高を後押し
 日経平均 20400.78(  +44.50)  売買高13億5584万株 売買代金 2兆0634億円

【↑】  10月 3日(火)―― 大幅続伸・新高値更新、米株高や円安で買い継続
 日経平均 20614.07( +213.29)  売買高14億5094万株 売買代金 2兆2821億円

【↑】  10月 4日(水)―― 3日続伸、新高値更新も円高で上値は重い
 日経平均 20626.66(  +12.59)  売買高16億6005万株 売買代金 2兆3941億円

【↑】  10月 5日(木)―― 4日続伸・連日の新高値、手控え感強く小動き
 日経平均 20628.56(  +1.90)  売買高13億7835万株 売買代金 1兆9940億円

【↑】  10月 6日(金)―― 今年初の5連騰、米株高・円安を追い風にリスク選好の買い続く
 日経平均 20690.71(  +62.15)  売買高14億5979万株 売買代金 2兆2743億円

◆セクター・トレンド(10月2日~6日)

(1)極洋 <1301> 、サカタタネ <1377> など水産・農林業が業種別上昇率トップ
(2)住友鉱 <5713> など非鉄、神戸鋼 <5406> など鉄鋼株が買い戻された
(3)三井不 <8801> 、菱地所 <8802> など不動産株は大幅反発
(4)三菱UFJ <8306> など銀行、第一生命HD <8750> など保険株は週末にかけ上昇
(5)トヨタ <7203> など自動車、オリンパス <7733> など精密といった輸出株の一角も堅調
(6)国際石開帝石 <1605> など鉱業、JXTG <5020> など石油株はさえない


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