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2017年10月06日17時00分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 今年初の5連騰、米株高・円安を追い風にリスク選好の買い続く (10月6日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  20716.85
高値  20721.15(09:12)
安値  20659.15(12:50)
大引け 20690.71(前日比 +62.15 、 +0.30% )

売買高  14億5979万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2743億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、利食いこなし今年初の5日続伸を記録
 2.前日の米株市場で主要3指数が揃って最高値、リスク選好続く
 3.米9月の雇用統計を前に前場伸び悩むも、後場は円安が追い風に
 4.米長期金利上昇を受け銀行や保険など金融セクターが買われる
 5.値上がりと値下がり銘柄数が前引け・大引けとも950前後でほぼ拮抗

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは113ドル高と7日続伸し、4日連続で過去最高値更新した。トランプ政権が年内の法案成立を目指す税制改革の実現性が高まり買いが優勢となった。

 東京市場では前日の米国株上昇などを追い風にリスクを取る動きが継続し、日経平均株価は今年初となる5日続伸となった。寄り付き直後には、約2年2ヵ月ぶりに一時2万0700円台に乗せた。

 6日の東京市場は3連休前にも関わらず、リスクを取る動きが継続した。前日の米国株市場でNYダウが7日続伸し、主要3指数がいずれも過去最高値更新と株高局面が続いており、これが強気の地合いを後押ししている。米長期金利の上昇を背景に銀行や保険株が買われ、取引時間中に為替市場で円安が進んだことから、自動車などの輸出株も堅調だった。日本時間今晩に米9月の雇用統計発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑や北朝鮮を巡る地政学リスクが意識されるなか、前場は伸び悩んだものの、後場後半は円安進行を横目に再び強調展開となった。また、個別銘柄に売り買いが交錯するなか、東証1部の値上がりと値下がり銘柄数が前引け時点、大引け時点ともにほぼ拮抗するという珍しい現象をみせた。一方、売買代金は活況の目安とされる2兆円を回復した。

 個別では任天堂<7974>が断トツの売買代金をこなし1000円超の上昇、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも物色人気を集めた。トヨタ自動車<7203>が買われ、ファナック<6954>も堅調。豊和工業<6203>はストップ高に買われた。ジャパンベストレスキューシステム<2453>、ルック<8029>が上値を追い、薬王堂<3385>、モリテックスチール<5986>なども値を飛ばした。ダントーホールディングス<5337>も大幅高となった。
 半面、安川電機<6506>、武田薬品工業<4502>が軟調、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>も売りに押された。住石ホールディングス<1514>が値を下げたほか、巴川製紙所<3878>、サーラコーポレーション<2734>、フィード・ワン<2060>は大幅安に売られた。クリーク・アンド・リバー社<4763>の下げも目立つ。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、リクルート <6098> 、TDK <6762> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約68円。うち42円はファストリ1銘柄によるもの。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄は東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、中外薬 <4519> 、ユニファミマ <8028> 、電通 <4324> 。押し下げ効果は約25円。

 東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)保険業、(3)銀行業、(4)その他製品、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)電気・ガス業、(3)水産・農林業、(4)医薬品、(5)小売業。

■個別材料株

△イーサポート <2493> [JQ]
 今期経常を96%上方修正。
△キリン堂HD <3194>
 上期経常を25%上方修正、通期も増額。
△薬王堂 <3385>
 上期経常が24%増益で着地。
△レイ <4317> [JQ]
 上期経常を2.6倍上方修正。
△豊和工 <6203>
 ブラックロックが6.6%の株式保有。
△古野電 <6814>
 上期経常を2倍上方修正。
△マルカキカイ <7594>
 8月中間期業績は最終利益が3割増。
△ウッドF <8886> [JQ]
 6-8月期(1Q)経常は4.7倍増益。
△トーセイ <8923>
 12-8月期(3Q累計)税引き前が4%増益、対通期計画95%進捗。
△ベルク <9974>
 8月中間期業績は2ケタ最終増益。

▼わらべ日洋 <2918>
 18年2月期業績予想を下方修正。
▼川口化 <4361> [東証2]
 第3四半期累計営業損益は黒字転換も6-8月期では減益。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)豊和工 <6203> 、(2)ダイトウボウ <3202> 、(3)ダントーHD <5337> 、(4)薬王堂 <3385> 、(5)モリテック <5986> 、(6)キムラタン <8107> 、(7)ベルク <9974> 、(8)キリン堂HD <3194> 、(9)ジューテック <3157> 、(10)古野電 <6814> 。
 値下がり率上位10傑は(1)サーラ <2734> 、(2)巴川紙 <3878> 、(3)フィードワン <2060> 、(4)C&R <4763> 、(5)ポールHD <3657> 、(6)ジンズ <3046> 、(7)ミルボン <4919> 、(8)東京個別 <4745> 、(9)クロップス <9428> 、(10)サカイオーベ <3408> 。

【大引け】

 日経平均は前日比62.15円(0.30%)高の2万0690.71円。TOPIXは前日比4.67(0.28%)高の1687.16。出来高は概算で14億5979万株。値上がり銘柄数は954、値下がり銘柄数は959となった。日経ジャスダック平均は3607.20円(5.72円高)。

[2017年10月6日]

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