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【特集】いちごグリーン Research Memo(6):いちご運営の発電所の23%を組入れ。4倍程度の資産規模に拡大余地あり

いちごグリン <日足> 「株探」多機能チャートより

■いちごグリーンインフラ投資法人<9282>の中長期の成長戦略

インフラファンドの特性として、内部成長(稼働率を上げるなど)を意図的に行うことに限界があるため、外部成長が成長戦略の柱となる。スポンサーのいちごでは、開発段階のものを含めて43発電所を運営しており、15発電所をいちごグリーンに組み入れたところだ。パネル出力においても約128MWを運営しており、約29MW(23%)をいちごグリーンに組み入れたに過ぎない。スポンサーによる新規の発電所開発は継続されているが、現状でも約4倍の規模(パネル出力比較)までは成長の機会があると考えられる。いちごでは、1MW以上の発電所を優先し、1年以上保有したうえで、安定稼働が確認できた発電所からいちごグリーンに組み入れる方針だ。投資口価格を考慮しながら、長期にわたる安定性と成長性の両面を追求していく考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ
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