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【特集】ブイキューブ Research Memo(3):リーマンショック後に選択と集中により事業を一本化

ブイキューブ <日足> 「株探」多機能チャートより

 

■会社概要

2. 沿革
ブイキューブ<3681>の前身は、創業者で同社代表取締役社長の間下直晃(ましたなおあき)氏が慶應義塾大学在学中の1998年10月に、Web制作やアプリ開発などWebソリューションの提供を行うことを目的として設立した有限会社ブイキューブインターネット。2001年1月に事業の本格化に合わせて株式会社へ改組し、同時に社名を株式会社ブイキューブに変更した。

2003年にアメリカ進出し、2004年に現在の主力商品であるWeb会議システム「nice to meet you」(現「V-CUBE」)の販売を開始した。この時は複数の事業を行っていたが、その後、2008年9月に起きたリーマンショックを引き金としてビジュアルコミュニケーションサービスに対する需要が高まったことや、クラウド型サービスに対するユーザーの理解度や利用姿勢の変化を受けて、ビジュアルコミュニケーションサービス事業1本に選択・集中することを決断し、2010年5月にはサービス名を「nice to meet you」から「V-CUBE」へ変更した。

2009年にはマレーシアに進出した。2012年にはシンガポール、インドネシア、2013年には中国に進出した。2016年9月にはタイに進出するなど、東南アジアを中心に展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《TN》

 提供:フィスコ
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