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【経済】東京ゴムの投資家の手じまい売りが今年最高の変化 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日は東京ゴムについてレポートします。

レポートでは、20日時点での東京ゴムの投資家ポジションについて、『東京ゴムにおける昨日時点での投資家の買い越し枚数は、前日比1571枚減の2878枚となり、投資家の手じまい売りが今年最高の変化を示しました。そして、2営業日で2184枚の減少となりました』と伝えています。

続けて、ファンドポジションについては『東京ゴムにおける昨日時点でのファンドなど外国商品先物取引業者経由の売り越し枚数は、前日比1337枚減の452枚となり、ファンドの手仕舞いの買い戻しが今年最高の変化を示しました。そして、2営業日で2088枚の減少となりました』と伝えており、『こうした内部要因の劇的な変化は、トレンドの変化となる可能性もあります』とレポートではまとめています。

また、『投資家の多くが「値ごろ感」を重視する傾向もあることから、220円以上で割高に感じ、220円以下で割安に感じる投資家も多いようです』と投資家のポジションに関しては220円が節目となっていると分析しています。

加えて、レポートでは、『今週になって投資家ポジションやファンドポジションが劇的に変化したことにより、新たなトレンドが形成される可能性も高まってきました。ファンドポジションが昨日までの2営業日で劇的に変化し、昨日時点で452枚の売り越しですから、本日中か週明けには買い越しに転じる可能性も高そうです』と伝えております。「新たなトレンドが形成される可能性」をチェックしつつ、買い場のチャンスを探してみるのも一考かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の7月21日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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