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【特集】フリービット Research Memo(6):18/4期は、5期連続増収と過去最高営業利益を予想

フリービット <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

● 2018年4月期通期の業績見通し
フリービット<3843>の2018年4月期通期の連結業績は、売上高で前期比13.6%増の40,000百万円、営業利益で同51.4%増の2,000百万円、経常利益で同135.3%増の1,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円と増収増益の見通しだ。

売上高に関しては、アドテクノロジー事業を筆頭にモバイル事業、ブロードバンド事業それぞれが継続的に成長し、ヘルステック事業で前年下期に連結化した子会社の売上を通期で計上することで、全社として2ケタの成長を見込む。営業利益に関しては、堅調なブロードバンド事業とともに、2017年4月期に一過性の債権未回収があり利益を落としたアドテクノロジー事業が回復し、全社の増益をけん引する見込みだ。本来のポテンシャルでは2018年4月期の営業利益で2,800百万円前後の収益力を持つ同社だが、ヘルステック事業及び不動産テック事業への先行投資約800百万円を継続するため、2,000百万円を予想する。

弊社としては、2017年4月期の売上高が前期比24.1%増だったことからすると、2018年4月期の同13.6%増の予想は余裕を持って達成可能な計画と判断する。利益に関しても、前期の一過性のマイナス要因がなくなり、モバイル事業とヘルステック事業の収益改善が進むことが予想されるため、十分達成可能な予想だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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