【材料】東京計器が続急伸、20年3月期の経常目標は過去最高の64億円
東京計器 <日足> 「株探」多機能チャートより
19年3月期の経常利益目標を45.6億円→35億円に下方修正する一方、20年3月期の同利益目標は過去最高(39.8億円)を大幅に上回る64億円に設定した。19年3月期の下方修正は、船舶港湾機器事業の低迷が継続する状況にあることが要因。
一方、20年3月期は、防衛・通信機器事業で19年3月期から本格的な量産が始まる「F-15」主力戦闘機用レーダー警戒装置の更新や「SH-60K」哨戒ヘリコプター用逆探装置、20年3月期のAIS補給処整備器材の大型受注などが収益拡大に大きく寄与する。また、農業機械用センサー関連機器や半導体製造装置用通信関連機器の量産化、海外向け鉄道用レール探傷車の受注も収益押し上げ要因となる。
株探ニュース