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【通貨】豪ドル週間見通し:上げ渋りか、金利据え置き予想が上値を抑える


■伸び悩み、豪中銀の議事要旨内容を嫌気

先週の豪ドル・円は伸び悩み。中国の1-3月期国内総生産(GDP)、3月小売売上高、3月鉱工業生産の上振れは好感されたが、豪準備銀行(中央銀行)の4月理事会議事要旨で「労働・住宅市場、今後数カ月にわたり注視することが正当化される」との指摘を受けて、豪ドルは伸び悩んだ。取引レンジ:81円49銭-82円96銭。

■上げ渋りか、金利据え置き予想が上値を抑える

今週の豪ドル・円は上げ渋りか。豪準備銀行の政策金利(1.50%)は当面据え置きになるとの見方が広がっており、豪ドルの反発は抑制されるとみられる。1-3月期消費者物価指数が注目される。25日の北朝鮮の国家的イベントに絡み、リスク回避の円買い圧力がやや高まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:1-3月期消費者物価指数(10-12月期:前年比+1.5%)
・28日:1-3月期生産者物価指数(10-12月期:前年比+0.7%)

予想レンジ:81円00銭-83円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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