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【特集】アイエスビー Research Memo(12):連結配当性向30%を目標として株主還元を実施

アイエスビー <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

アイ・エス・ビー<9702>は株主還元を重要な経営課題として位置付けており、その具体的手段としては配当によることを第一義的なものとしている。配当の水準については、成長投資への投資余力確保も含めた財務体質の健全性確保と配当性向などを総合的に判断して決定するとしている。このような基本スタンスに立って同社は、連結ベースの当期純利益に対する配当性向30%を目標として明示している。

2016年12月期については、期中に業績見通しの下方修正があったものの、配当については事前予想どおり25円の配当を行った。配当性向は72.9%となった。2017年12月期については前期比横ばいの25円の配当予想を公表している。当期利益が前期比大幅増益となる見通しであり、これに基づく予想配当性向は30.4%となる。前述のように同社は配当性向30%を目標としており、仮に収益が業績予想から大きく上振れすることがあれば配当も変更される可能性があると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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