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【材料】アンリツが反発、5G関連で株式需給面も妙味内包

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンリツ<6754>が全般軟調相場のなか反発に転じた。ここ全体相場の波乱に流されて調整を入れていたが、25日移動平均線をサポートラインに下げ止まり再浮上の動き。

 IoT時代の本格到来を受け、同社は通信系計測器のトップメーカーとして、そのイノベーションの源泉となる次世代通信方式5G関連の特需を取り込む可能性が意識されている。

 23日付の日本経済新聞が「トヨタ自動車とNTTは自動車の超高速無線通信技術で提携する。第5世代(5G)と呼ばれる技術を活用し、より安全性の高い自動運転車の実用化につなげる」と報じており、5G関連銘柄への注目度が高まった。そのなか、同社株は信用取組も厚く、信用倍率は1.4倍台で株式需給面からも上値思惑が膨らんでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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