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【材料】サムティ・レジデンシャル投資法人---17年1月期は営業収益が大幅に増加、分配金は2,645円に

サムティR <日足> 「株探」多機能チャートより

サムティ・レジデンシャル投資法人<3459>は15日、2017年1月期(2016年8-2017年1月)決算を発表。営業収益は前期比62.7%増の18.06億円、営業利益が同103.7%増の8.49億円、経常利益が同82.7%増の6.06億円、当期純利益が同82.9%増の6.05億円だった。

2016年8月にA-17 S-RESIDENCE新大阪駅前、A-25 S-RESIDENCE神戸元町ほか合計20物件を新規に取得。当期末における保有資産は49物件、取得価格の合計は51,551百万円、総賃貸可能面積は123,627.65平方メートル、稼働率97.5%となった。

既存29物件においても、地域の特徴や需要に合わせたリーシング活動に取り組んだことから稼働率は堅調に推移した。また、物件によっては賃料を下げ、礼金収入を増加させる等、戦略的な価格設定により、調整後賃料単価は安定して推移。電力供給会社の切替えやLED照明の導入等による水道光熱費の削減、ビルメンテナンス会社との契約見直しによる管理委託費の削減に取り組んだ。

投資口1口当たりの分配金は2,138円、利益超過分配金は507円となり合計2,645円の分配金となった。ペイアウトレシオは72.0%。

《SF》

 提供:フィスコ

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