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【市況】ドル・円は下げ渋り、押し目買いを観測

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

14日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開。114円台では押し目買いが観測されている。



ドル・円は、朝方の取引で114円98銭まで上昇したが、日経平均株価の反落を受けドル売り・円買いに振れた。115
円台は利益確定売りの圧力が観測され、上昇を阻まれた。



その後、日本株安を背景に円買いがやや強まり、ドルは一時114円76銭まで値を切り下げた。ただ、前日同様、押し目買いが観測され下げ渋った。



ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで目先の日本株安継続を警戒したドル売り・円買いの値動き。ただ、目先も日経平均株価の下げが限定的なら、ドルの底堅い値動きが続きそうだ。



ここまでのドル・円の取引レンジは114円76銭から114円98銭、ユーロ・円は122円32銭から122円45銭、ユーロ・ドルは1.0645ドルから
1.0658ドルで推移した。



【経済指標】

・中・2月小売売上高:前年比+9.5%(予想:+10.6%、1月:+10.4%)

・中・2月鉱工業生産:前年比+6.3%(予想:+6.2%、1月:+6.0%)



【要人発言】

・メイ英首相

「スコットランド独立の是非を問う住民投票の実施を拒否する意向」(英紙)

・豪準備銀総裁補

「住宅ローンへの規制強化策の効果が薄れている可能性」

「必要ならリスク回避のために追加措置」

《MK》

 提供:フィスコ

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