【市況】東京株式(前引け)=模様眺めムードのなか小反落も底堅い
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、利益確定売りに押され気味の展開となった。15日に米FOMCやオランダの議会選挙を控え、様子見気分が強い。取引時間中に外国為替市場ではドル高・円安含みの動きとなり、これも買いを手控えさせた。ただ下値も頑強で、小型株に高いものが目立ち、値上がり銘柄数が全体の4割強を占めている。東証1部の売買代金は8000億円強と低調だった。
個別では三菱重工業<7011>が物色人気となり、GMOペイメントゲートウェイ<3769>も高い。ブイ・テクノロジー<7717>が大きく切り返したほか、アルプス電気<6770>も堅調。東京海上ホールディングス<8766>もしっかり。イーブックイニシアティブジャパン<3658>が続急騰で値上がり率トップ。三井ハイテック<6966>も値を飛ばした。半面、東芝<6502>が急落し200円台割れ。トヨタ自動車<7203>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>も軟調。gumi<3903>が大幅安、日本ライフライン<7575>、ディー・エヌ・エー<2432>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)