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2017年03月10日14時45分

【市況】国内大手証券、オランダ総選挙で極右政党躍進も政権奪取には至らず

 SMBC日興証券は9日、注目度の高いオランダ総選挙に関して、「極右政党が第一党に躍り出る可能性」に触れながらも、政権奪取には否定的な見方を示している。

 今月15日に予定されているオランダ総選挙の焦点は、ウィルダース氏率いるオランダの極右政党「自由党」(PVV)の動向だ。今月5日に公表された世論調査では、PVVが与党である自由民主党(VVD)を抜き、第一党に躍り出る可能性が示唆された。ただ、「PVVが最多議席を獲得してもウィルダース氏が必ず首相に指名される訳ではない」という。オランダは立憲君主制であり、君主たる国家元首が組閣においても重要な役割を担う。選挙後に国家元首はフォルマトゥールと呼ばれる、組閣担当者(首相)を指名し、組閣を命じる。

 通常、フォルマトゥールは最多議席を有する政党から指名されるが、オランダでは連立政権が常態化しており、その限りではない。世論調査によると過半数を占める政党は生まれず、連立政権樹立交渉が不可避の見込み。しかし、既存政党はPVVとの連立を否定している。同調査によると、PVVとの連立の可能性を否定した政党の総議席数は48%に達する。このため「ウィルダース氏を党首に冠するPVVを主軸とする連立政権が誕生する可能性は極めて低い」と同証券はみている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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