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【通貨】豪ドル週間見通し:下げ渋りか、豪中銀の声明内容などに注目

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■強含み、豪経済のプラス成長を好感

先週の豪ドル・円は強含み。10-12月期経常収支の赤字縮小や、10-12月期GDPが前期比プラスに転換し、2期連続のマイナス成長を回避したことが好感された。また、中国の官民の2月製造業PMIが上振れで上昇したことも買い材料になった。取引レンジ:85円85銭-87円49銭。

■下げ渋りか、豪中銀の声明内容などに注目

今週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利の発表が材料になる。政策金利は据え置き予想だが、第4四半期は妥当な成長に戻ったことで、楽観的な経済見通しなどが見込まれている。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルの対円レートは下げ渋る展開となりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・6日:1月小売売上高(前月比予想:+0.4%)
・7日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)

予想レンジ:85円50銭-88円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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