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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、トランプ相場再燃で今年の高値更新

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前日比250円08銭高の1万9643円62銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は12億2727万株、売買代金概算は1兆2957億3000万円。値上がり銘柄数は1493、対して値下がり銘柄数は369、変わらずは140銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスクを取る動きが一気に加速した。トランプ米大統領の議会演説を受けて米国株市場ではNYダウが今年最大の上げ幅で最高値を更新したほか、外国為替市場で1ドル=114円台に入る円安が進んだことから、主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが及んだ。日経平均株価は寄り付きに今年の高値を更新、その後も売り物を吸収し1万9600円台半ばで前引けとなった。売買代金も1兆3000億円弱に膨らみ、東証1部全体の75%の銘柄が上昇した。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が大商いで上昇したほか、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。第一生命ホールディングス<8750>が買われ、ソニー<6758>、ファーストリテイリング<9983>も上値を追った。東芝<6502>が買い優勢となり、SUMCO<3436>、三井金属<5706>なども高い。ボルテージ<3639>、ワコム<6727>が急伸、低位株ではエコナックホールディングス<3521>も値を飛ばした。半面、昭和電工<4004>が大幅安、メディアドゥ<3678>、KLab<3656>などの下げも目立った。楽天<4755>、石川製作所<6208>が軟調、ソフトブレーン<4779>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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