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【市況】インデックス主導、個人は中小型株にとどまる/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19238.74 (+131.27)
TOPIX  : 1548.09 (+14.09)

[後場の投資戦略]

 日経平均は25日線を回復し、5日線とのレンジでの推移をみせている。トランプ大統領の議会演説を控えるなかでは、十分なリバウンドといったところであろう。ただ、出来高は8億5000万株程度であり、その中で値上がり数が8割を超えている状況である。指値の薄い中を、インデックスに絡んだ商いで上昇しているように映る。インデックスに絡んだ売買が細るようだと、急速に上げ幅を縮めてくる可能性もあるので、先物市場や為替市場の動きには注視したいところである。

 また、インデックス主導の中では主力銘柄にシフトしやすいが、東証2部、マザーズ、ジャスダックはいずれもプラス圏で推移するなど、個人主体の資金は中小型株にとどまっているようである。米国の政策期待から後場も底堅い値動きが続くとみられるが、個人は中小型の材料株やテーマ株での売買で、結果を見極めたいところか。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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