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【特集】サムティ Research Memo(8):17/11期は3円増配の36円を予定

サムティ <日足> 「株探」多機能チャートより

 

■株主還元

サムティ<3244>は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の1つであると認識しており、配当についても、業績を反映させるとともに、今後の事業計画や財政状態を総合的に勘案した上で実施する方針としている。

2016年11月期については、普通配当として1株当たり33円(配当性向16.8%)の配当を予定している。2015年11月期は、東証1部上場の記念配当3円を含めて1株当たり33円の配当であったことから、実質的には3円の増配と言える。また、2017年11月期についても、前期比3円増配の1株当たり36円の配当を予定している(配当性向17.8%)。

同社は、2020年11月期までに配当性向30%を目指している。弊社では、今期配当予想の増額修正の可能性を含め、利益成長と配当性向の引き上げの両面で増配の余地は大きいとみている。

また、EPSの増大による株主価値の向上も目指しており、自社株買いにも積極的に取り組む方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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