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【市況】日経平均は3日ぶり反発、円高一服で後場切り返す/相場概況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は3日ぶり反発。17日の米国市場でNYダウは小幅に7日続伸したが、欧州政治の先行き不透明感などから円相場が一時1ドル=112円台後半まで上昇し、本日の日経平均は円高を嫌気して73円安からスタートした。今晩の米国市場が「プレジデンツ・デー」の祝日で休場となることから積極的な売買は手控えられ、寄り付き後の日経平均は19100円台でのもみ合いが続いた。ただ、円高一服などを背景に前引けにかけて下げ渋ると、後場はおおむね小幅高水準で推移した。

大引けの日経平均は前週末比16.46円高の19251.08円となった。東証1部の売買高は14億9739万株、売買代金は1兆7127億円だった。業種別では、ゴム製品が4%を超える上昇となったほか、情報・通信業、空運業が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉱業、繊維製品が下落率上位だった。

個別では、米スプリントの経営権譲渡を検討していると報じられたソフトバンクG<9984>が売買代金トップで3%高。前週末に通期決算と自社株買いを発表したブリヂス<5108>が5%を超える上昇となり、取引時間中に決算発表した浜ゴム<5101>も急伸した。その他、東芝<6502>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>もしっかり。また、みなと銀<8543>、ショーケース<3909>、N・フィールド<6077>などが東証1部上昇率上位となった。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、アステラス薬<4503>などがさえない。創業者の株式売出しが発表されたテンプHD<2181>は急反落してスタートしたのちやや下げ渋った。また、T&Gニーズ<4331>、ヨコオ<6800>、CDG<2487>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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