【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アパマンショ、SEHI、AGP (1月30日発表分)
藤商事 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月27日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 藤商事 <6257>
17年3月期の連結経常損益を従来予想の50億円の黒字→26億円の赤字(前期は20.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.2 アパマンショ <8889>
17年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比59.6%減の1.3億円に大きく落ち込み、通期計画の28億円に対する進捗率は4.8%にとどまり、5年平均の12.3%も下回った。
▲No.3 SEHI <9478>
17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.2%減の1億8600万円に落ち込み、通期計画の2億6000万円に対する進捗率は71.5%にとどまり、5年平均の96.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6257> 藤商事 JQ -9.90 1/30 3Q 赤転
<8889> アパマンショ JQ -9.20 1/30 1Q -59.64
<9478> SEHI JQ -8.15 1/30 3Q -37.16
<7774> J・TEC JQ -8.12 1/30 3Q 赤縮
<9377> AGP JQ -6.28 1/30 3Q 31.50
<4695> マイスター 東2 -4.15 1/30 3Q 18.44
<9753> IXナレッジ JQ -4.03 1/30 3Q -11.59
<6945> 富フロンテク 東2 -2.97 1/30 3Q 60.20
<3426> アトムリビン JQ -2.77 1/30 上期 33.86
<4659> エイジス JQ -2.66 1/30 3Q 27.40
<6912> 菊水電子 JQ -1.81 1/30 3Q -47.19
<6663> 太洋工業 JQ -1.77 1/30 本決算 -40.86
<1850> 南海辰村 東2 -1.69 1/30 3Q 60.60
<6027> 弁護士COM 東M -1.46 1/30 3Q 27.98
<7460> ヤギ 東2 -1.38 1/30 3Q -16.73
<4462> 石原ケミ 東2 -0.52 1/30 3Q 5.37
<6864> NF回路 JQ -0.51 1/30 3Q -24.84
<3951> 朝日印刷 東2 -0.50 1/30 3Q -2.92
<6994> 指月電 東2 -0.30 1/30 3Q -28.93
<7559> GFC JQ -0.16 1/30 3Q -1.92
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース