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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株大臣福ちゃん:人工知能(AI)関連銘柄 今注目のNVIDIA

ブレインP <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年1月22日17時に執筆

人工知能(AI)関連が東京株式市場で一段とテーマ性を強めている。最近の人工知能(AI)関連銘柄の人気化の背景には米半導体大手企業のNVIDIAの存在が大きいと考えている。今注目の人工知能(AI)関連柄を解説していくので是非チャックしてもらいたい。

脚光浴びるNVIDIA

AI人工知能関連銘柄として今最も注目を浴びているのがNVIDIAだ。NVIDIAはコンピューターの演算処理の高速化に貢献するGPUを開発し、人工知能(AI)関連のとして注目されている。
AIを一気に注目させたのが、人間の脳を模したニューラルネットワークを駆使するディープラーニングであり、これが人間によるインプットを必要とせずに人工知能(AI)が自ら学習し、進化を遂げ、飛躍的な生産性向上を実現させる技術革新となった。
その際、画像処理に特化した半導体部品で多くの計算式を同時に並列処理できるGPUがディープラーニングの進化を加速させる役割を担った。このことから世界でNVIDIAが注目される所以であると考えている。

AI人工知能関連銘柄にも影響

NVIDIAは2016年11月に日本サードとディープラーニング用スーパーコンピューターの保守契約を結んでいる。これを材料に、日本サードは連日のストップ高に買われた経緯があることは覚えているだろう。日本サードはその後も、人工知能(AI)関連として、投機資金の流入が続いている状態だ。

自動運転分野との融合
自動運転分野では人工知能(AI)の搭載が必須であり、市場規模も一気に拡大していく可能性が高いと考えている。
昨年は、人工知能(AI)関連の市場規模は4兆円に満たないレベルだったが、東京五輪開催年の2020年には24兆円前後に膨らみ、さらに自動運転車の普及加速を背景に30年には80~90兆円にまで拡大すると予想されている。
トヨタ自動車をはじめとする大手自動車メーカーなどが相次いでAI人工知能研究機関を設置し、人工知能(AI)分野の開発を日々行う流れになると予想している。
米フォードやテスラモーターズなど米国内大手との提携はもとより、NVIDIAが17年の年明け早々に独ボッシュやメルセデス・ベンツと提携して基盤を固めているのも自動車業界が人工知能(AI)に力を入れようとしている証拠だ。
今後もNVIDIAの一挙手一投足に、自動運転分野以外の市場も含めマーケットの熱い視線が注がれることは必至といえる。

人工知能(AI)関連銘柄

<3655>ブレインパッド
東京都港区に本社を置く。
ブレインパッドは、企業データを分析し販促に活用するデータマイニング提供を行なっている企業だ。人工知能(AI)分野を得意としディープラーニング技術などの研究開発で業界を先駆していることもあり注目されている。このことでAI人工知能関連銘柄として注目だ。

<6050>イー・ガーディアン
東京都港区に本社を置く。
イー・ガーディアンは主に、SNS等の目視監視や運用支援を行う企業だ。ゲーム利用者からの問い合わせ対応の代行や、広告審査も行なっている。人工知能(AI)分野では、AI型画像認識システムを幅広く展開していることもあり人工知能(AI)分野で期待されている企業だ。

<3914>JIG-SAW
東京都千代田区に本社を置く。
JIG-SAWは、クラウドやサーバーを対象にした自動監視システムを展開している企業だ。人工知能(AI)技術を駆使したデータ制御などの運用を行なっており、マーケットではIoT時代の到来を受けJIG-SAWの活躍余地が広がるとの見方も強いことから人工知能(AI)関連銘柄として期待できる。

その他にも、注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報を株大臣福ちゃんブログで幅広く紹介している。話題のZMP関連銘柄、トランプ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、自動運転車関連銘柄、IoT関連銘柄、人工知能関連銘柄、などに関する情報も日々更新しているので是非チェックして欲しい。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議

《TM》

 提供:フィスコ

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