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【特集】ヘリオステクノ Research Memo(7):安定配当が基本、業績に応じて増配

ヘリオスTH <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

ヘリオス テクノ ホールディング<6927>は、株主還元は配当によることを基本としている。配当の水準に関して、公約配当などは定めていないが、過去の配当実績を見ると、安定的な配当を基本としながら業績が伸びた場合には増配で応えてきたことがわかる。

2017年3月期は前期比横ばいの15円の配当を予想している。同社は第2四半期決算時に通期予想を引き上げたが、配当予想については据え置いた。当面、同社を取り巻く事業環境は良好とみられるが、一方で、新製品のHRPの市場開拓や更なる新型機の開発など投資案件を数多く抱えていることや、更なるM&Aの機会などを見越して内部留保を高めることに重点を置いたため、配当の据え置きを決断したとみられる。弊社では、HRPの市場開拓と受注拡大が順調に進めば業績の一段の拡大もあるとみており、その場合には、それに応じた株主還元の拡大も期待できると考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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