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2016年12月01日16時51分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 年初来高値を更新、円安や原油急騰で買い膨らむ (12月1日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  18535.24
高値  18746.28(11:14)
安値  18469.27(14:34)
大引け 18513.12(前日比 +204.64、 +1.12% )

売買高  28億2141万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆2911億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、11ヵ月ぶりに年初来高値更新
 2.OPEC総会の減産合意で原油価格急騰しリスクオン増幅
 3.一時1ドル=114円台後半の円安加速も追い風
 4.米国株市場の地合い引き継ぎメガバンクや大手証券が活況高
 5.後場後半は伸び悩むも、売買代金は連日で3兆円超え

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは1ドル高と小幅続伸。OPEC総会での減産合意を受けて買いが先行したものの、終盤利益確定売りに押された。

 東京市場では、原油先物価格の急上昇と為替の円安進行を受け買い優勢に傾き、日経平均株価は1月4日以来約11ヵ月に年初来高値を更新した。ただ、後場後半は為替動向を横目に伸び悩む展開となった。

 1日の東京市場は、リスク選好ムードのなかで続伸した。前日開催されたOPEC総会で減産合意に漕ぎつけたことで、WTI原油先物価格が1バレル=50ドル近辺まで急騰、また外国為替市場では1ドル=114円台後半まで円安が進行し、これを好感するかたちで主力株中心に幅広く買われる展開に。発表された中国PMIが市場コンセンサスを上回ったことも買い安心感につながった。引き続き海外資金の流入が観測されるなか、日経平均は一時400円を超える上昇をみせた。もっとも、短期的には過熱感も意識されており、後場後半に為替が1ドル=114円台を割り込む水準まで円高方向に押し戻されると、つれて日経平均も伸び悩むかたちとなった。東証1部の売買代金は前日に続き3兆円を超えた。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが商いを集めて上昇、ファーストリテイリング<9983>も高い。国際石油開発帝石<1605>、JXホールディングス<5020>など資源エネルギー関連も物色人気を集めた。信越化学工業<4063>が買われたほか、コマツ<6301>も堅調。安永<7271>は異彩人気で値幅制限上限まで買われ、直近7営業日で6回のストップ高を演じている。
 半面、ソニー<6758>が冴えず、ブリヂストン<5108>も軟調。JAL<9201>も値を下げた。日本アジア投資<8518>は大きく利食われて一時ストップ安となった。アイロムグループ<2372>、ラクーン<3031>も安い。パーク24<4666>、MonotaRO<3064>などの下げも目立った。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、日東電工 <6988> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約80円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はアステラス <4503> 、ブリヂストン <5108> 、ソニー <6758> 、エーザイ <4523> 、塩野義 <4507> 。押し下げ効果は約11円。

 東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)証券商品先物、(4)保険業、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)ゴム製品、(3)パルプ・紙、(4)水産・農林業、(5)陸運業。

■個別材料株

△インベスC <1435> [東証M]
 東証1部に市場変更。
△国際石開帝石 <1605>
 OPEC減産合意で原油市況が急騰。
△日揮 <1963>
 住友化からメチオニン製造装置を受注。
△プロパティA <3464> [JQ]
 分譲住戸が相次いで完売。
△Jエスコム <3779> [JQ]
 今期最終を赤字縮小に上方修正。
△アイリッジ <3917> [東証M]
 共同でブロックチェーン技術を活用した電子地域通貨を商用化。
△Jストリーム <4308> [東証M]
 東証が信用規制解除。
△オンコリス <4588> [東証M]
 中国企業と「テロメライシン」のライセンス契約締結。
△コスモHD <5021>
 ネオファーマ社のコスモALAに出資。
△小僧寿し <9973> [JQ]
 アスラポートと資本業務提携。

▲クリムゾン <2776> [JQ]
 今期最終を赤字拡大に下方修正。
▲ACCESS <4813> [東証M]
 2-10月期(3Q累計)経常が赤字拡大で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)安永 <7271> 、(2)石油資源 <1662> 、(3)アゴーラHG <9704> 、(4)国際石開帝石 <1605> 、(5)タダノ <6395> 、(6)日揮 <1963> 、(7)JX <5020> 、(8)トムソン <6480> 、(9)富士石油 <5017> 、(10)出光興産 <5019> 。

 値下がり率上位10傑は(1)アジア投資 <8518> 、(2)オプテックス <6914> 、(3)日本ライフL <7575> 、(4)アデランス <8170> 、(5)アイロムG <2372> 、(6)デザインワン <6048> 、(7)パーク24 <4666> 、(8)ハローズ <2742> 、(9)加賀電子 <8154> 、(10)ラクーン <3031> 。


【大引け】

 日経平均は前日比204.64円(1.12%)高の1万8513.12円。TOPIXは前日比13.84(0.94%)高の1483.27。出来高は概算で28億2141万株。値上がり銘柄数は1137、値下がり銘柄数は735となった。日経ジャスダック平均は2668.44円(0.35円高)。

[2016年12月1日]

株探ニュース

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