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【経済】OPECの減産合意はドルをサポート、SMBC日興証券(花田浩菜)

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

OPEC(石油輸出国機構)の総会で減産合意が成立したとの報道がされましたね。この減産合意を受けて、市場はどう動くのでしょうか。
12/1付けの「主要通貨デイリー」にレポートが掲載されていますので、早速ご紹介したいと思います。

今回の総会では日量3,250万バレルへの減産で合意が成立したようですが、これについて同レポートは『9月暫定合意では日量3,250万~3,300万バレルだったが、その後、減産割り当てを巡り調整が難航しているとの観測もあっただけに、十分期待に沿う減産といえよう』と評価。
『ドル円は、この結果を受けて大きく上昇し、114円台半ばまで買われる展開となっている』と伝えています。

今週はこの後も、米ISM製造業景況指数、米雇用統計、イタリア国民投票など重要イベントが続きますが、同レポートは『これらイベントを通過した後は、トランプ次期大統領への根強い政策期待』と、OPECでの減産合意による『原油価格の回復によるリスク選好色の強まりなどがドルをサポート』すると分析。
『ドル高円安基調を辿る見込みである』と予想しています。

続々とやってくる重要イベントから、目が離せませんね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介します。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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