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【市況】東京株式(前引け)=米株高などを受け小幅反発も上値重い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前日比22円87銭高の1万8329円91銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は9億5532万株、売買代金概算は1兆304億3000万円。値上がり銘柄数は1066、対して値下がり銘柄数は746、変わらずは176銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株高や1ドル=112円台でもみ合うドル円相場を横目に買い優勢。好調な米国経済指標の発表などを受けて買い安心感が浮上している。きょうウィーンで行われるOPEC総会の結果や今週末に予定される11月の米雇用統計発表などを控え上値も重く、日経平均はマイナス圏に沈む場面もあった。売買代金は前場で1兆円台を維持した。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。安永<7271>は大幅続伸も朝方の急騰後は伸び悩んだ。日本エスコン<8892>、アコーディア・ゴルフ<2131>が値を飛ばしたほか、中国電力<9504>も買われた。半面、新日鉄住金<5401>など鉄鋼株が軟調、武田薬品工業<4502>も冴えない。UACJ<5741>、イーレックス<9517>などが大幅安となったほか、クックパッド<2193>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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