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【特集】イントランス Research Memo(2):リーマンショック後に麻生社長新体制に移行

イントランス <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(1)沿革

イントランス<3237>は、1998年にワンルームマンションの仲介業務を行う会社として設立され、その後2006年に東証マザーズ市場に上場した。2008年にリーマンショックが起こると経営危機に陥り、麻生正紀氏(現代表取締役社長)が買収を行う形で新経営体制に移行した。その後は、不動産再生事業を中心に取り組み、増益基調に回復した。2011年には中古ビルを結婚式場(THE PLACE of TOKYO)に再生しブライダル業界で大評判となった。その後、(株)大多喜ハーブガーデン、(株)蓮田ショッピングセンターをグループ化し、事業の再生・運営に取り組んでおり、不動産開発の枠にとらわれない事業を展開している。

麻生氏は、自ら設立したビルメンテナンス会社を経営する企業家であり、デフォルト寸前で経営危機にあった上毛撚糸(株)(現:価値開発<3010>)の社長を引き受け、試行錯誤の末に不動産業に業態転換し再生を果たしたという実績を持つ企業再生のプロフェッショナルである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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