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2016年09月09日15時30分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ベクター、小田原エンジ、RVH

ベクター <日足> 「株探」多機能チャートより
■マネースクウェアHD <8728>  1,245円  +216 円 (+21.0%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 マネースクウェアHD <8728> が3連騰。7日、米投資ファンドのカーライル・グループ傘下のインフィニティが同社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、MBO(経営陣が参加する買収)で非上場化すると発表したことが引き続き買い材料視された。TOB価格が前日終値を21.5%上回る1株1250円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で1245円で寄り付いた。買付期間は9月8日から10月24日まで。非上場化で短期的な業績動向に左右されない状況を作るとともに、カーライル・グループのもとで事業基盤を強化する。

■ベクター <2656>  475円  +80 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 ベクター<2656>がストップ高。15日から開催される「東京ゲームショウ2016」を控えて、9月1日に発表した新作ブラウザゲームへの期待が高まっているようだ。新作ブラウザゲーム「リグレティア」は、中国の深セン市益玩網絡科技が開発したMMORPG。他のブラウザゲームでは味わえない、がっぽり大金、しこたまレベルアップ、数知れない育成要素を体感できるなどの特徴を持つゲームで、豊富なコンテンツや機能により、サクッとプレイも、じっくりプレイも楽しめるという。なお、今秋にもサービスを開始する予定で、近日中にも事前登録を開始するとしている。

■小田原エンジニアリング <6149>  1,133円  +150 円 (+15.3%) ストップ高   本日終値
 小田原エンジニアリング <6149> [JQ]がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。業績好調に加え、予想PER10倍台、PER0.7倍台と株式指標面も割安で、好業績・バリュー株として物色資金が流入している。同社は8月10日に決算を発表。16年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比72.0%増の5.7億円に拡大し、従来の40.5%減益予想から一転して増益で着地。自動車、家電向けの大型案件や原価低減で、主力の巻線機の収益が急拡大したことが寄与した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の4.5億円→7.5億円に66.7%上方修正した。なお、株価は決算発表前の571円から約2倍に跳ね上がっている。

■RVH <6786>  843円  +77 円 (+10.1%)  本日終値
 RVH<6786>が後場一段高。前引け後に資本準備金を20億円減少させ繰越利益剰余金の欠損を一掃すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。分配可能額の大幅拡充を図り、今後の株主還元の充実と資本政策の機動性を高めることを目的としているという。また、これに伴い拡充した分配可能額を原資として、自社株買いを実施すると発表しており、これも好感されている。上限を30万株、または3億円としており、取得期間は11月11日から来年11月10日まで。

■鎌倉新書 <6184>  4,050円  +360 円 (+9.8%)  本日終値
 8日、鎌倉新書 <6184> [東証M] が決算を発表。17年1月期上期(2-7月)の経常利益(非連結)が前年同期比52.9%増の1.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。第1四半期に投下した広告宣伝効果などで、お墓や葬祭のポータルサイトの利用者が伸びて紹介手数料収入が増加したことが寄与。書籍・受託業務の原価圧縮を進めたことも増益に貢献した。第1四半期の同利益は4500万円で通期計画(3億1500万円)未達が懸念されていたが、上期実績の対通期進捗率が49.5%となったことで、これを好感する買いが向かった。

■マイネット <3928>  2,789円  +206 円 (+8.0%)  本日終値
 8日、マイネット <3928> [東証M]がモブキャスト <3664> [東証M]と共同運営する「mobcastプラットフォーム」に、同社の美少女カードバトルRPG「幻獣姫」を配信すると発表したことが買い材料視された。「mobcast プラットフォーム」は、会員数約600万人のモバイルオンラインエンターテインメントプラットホーム。今後、同社が運営するスマートフォンゲームを提供するとともに、サードパーティの参画を促進する取り組みを実施するという。発表を受け、国内100万人以上のユーザーを持つ「幻獣姫」の配信による収益拡大に期待する買いが向かった。

■マークラインズ <3901>  2,510円  +160 円 (+6.8%)  本日終値
 マークラインズ<3901>が6連騰。8日の取引終了後に発表した8月の情報プラットフォーム契約企業数が前月比21社増の2139社となり、着実に契約企業数を伸ばしていることが好感されている。同社は、自動車産業ポータルを世界で運営。現在、国内外の完成車メーカーや部品、材料メーカーなど2000社を超える企業に採用されているが、契約企業数の増加は業績向上につながるだけに、関心が高まっているようだ。

■メドレックス <4586>  587円  +35 円 (+6.3%)  本日終値
 メドレック<4586>が反発。同社はこの日、午前8時30分に米国子会社を通じてMRX-4TZT(チザニジンテープ剤、痙性麻痺治療貼付剤)の治験許可申請を、米国FDAに提出したことを発表した。MRX-4TZTは、イオン液体を利用した独自技術を用いて中枢性筋弛緩薬であるチザニジンのテープ型貼付剤を製剤開発したもの。筋弛緩薬の米国市場規模は2014年度において12億ドル(1ドル100円換算で約1200億円)といわれている。現在、筋弛緩薬の経皮製剤が存在しない中、経皮製剤化することにより経口剤と比較して、有効血中濃度の持続性、眠気や肝障害などの副作用の低減などの利点が期待される。

■アエリア <3758>  1,640円  +95 円 (+6.2%)  本日終値
 アエリア<3758>は3日ぶり反発。東証が8日、信用取引の委託保証金率を9日売買分から50%以上(うち現金20%以上)に引き上げると発表した。日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を、現行の30%から50%(うち現金20%)に引き上げると発表している。信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方があるなかで、きょうは買いが優勢となっている。

■インターアクション <7725>  378円  +21 円 (+5.9%)  本日終値
 9日前引けの東京株式2部市場は続伸。前引けの2部指数は、前日比2.63ポイント高の4405.57となった。個別銘柄ではインターアク<7725>、フジマック<5965>、マーチャント<3121>、安川情報<2354>が値上がり率上位に買われた。半面、ヨシックス<3221>、ぷらっと<6836>、メディアスHD<3154>、ブルボン<2208>は値下がり率上位に売られた。

●ストップ高銘柄
 ベクター <2656>  475円  +80 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 小田原エンジニアリング <6149>  1,133円  +150 円 (+15.3%) ストップ高   本日終値
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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