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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):東芝、ファナック、任天堂

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■東芝 <6502>  335.7円  +2.6 円 (+0.8%)  本日終値
 東芝<6502>が反発。8日付でみずほ証券が投資判断「中立」継続ながら目標株価を190円から310円に引き上げた。中国スマホの台当たりNAND搭載容量増などを背景としたNANDの需給改善、賞与減額などの緊急対策の効果などを反映し17年3月期は通期連結営業損益で会社側計画の1200億円の黒字(前期7087億3800万円の赤字)に対して従来予想の850億円の黒字から1850億円の黒字へ、18年3月期営業利益を1300億円から1500億円へ引き上げている。

■ファナック <6954>  17,250円  +115 円 (+0.7%)  本日終値
 ゴールドマン・サックス証券では、機械セクターではファクトリーオートメーション(FA)を選好するスタンスを継続している。中国製造業でのFA需要が好調であるほか、下期以降に大手半導体企業群が発表済みの新規投資案件が多く控えていることを、その主因に挙げる。3D-NANDの本格的立ち上がりに伴う、17年半導体製造装置(SPE)市場の隆盛を機械セクターで享受するとみている。ロボットの出荷数量も北米・欧州向けを中心に回復傾向にある。具体的には、FA関連ではファナック<6954>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、安川電機<6506>、SMC<6273>を買い推奨銘柄に挙げている。

■浜松ホトニクス <6965>  3,080円  +5 円 (+0.2%)  本日終値
 浜松ホトニクス<6965>は堅調。8日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を3700円から3800円へ引き上げた。四半期決算での営業増益転換は17年9月期以降と予想していたが、想定より早く16年9月期の台四半期(4―6月)は前年同期比増益となった点を予想に織り込み、16年9月期は通期連結営業利益で会社側計画の204億円(前期235億9600万円)に対して従来予想の201億円から208億円へ、17年9月期は236億円から238億円へ引き上げている。

■ラウンドワン <4680>  680円  -43 円 (-6.0%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 8日、ラウンドワン <4680> が月次売上速報を発表。8月の既存店売上高が前年同月比4.6%減と今期初めて前年割れとなったことが売り材料。前年と比べて土日祝日数が1日少なかったことに加え、異常猛暑やオリンピック開催で客足が減ったことが響いた。さらに7月下旬からの「ポケモンGO」の影響もあったとしている。

■アダストリア <2685>  2,263円  -76 円 (-3.3%)  本日終値
 アダストリア<2685>が3日続落し、年初来安値更新。いちよし経済研究所が8日付のリポートで、レーティングを「A」から「B」へ、フェアバリューを5400円から2900円へ引き下げたことが嫌気されている。今春以降、ファッショントレンドの変化が止まり、ヒットアイテムが出現しないうえ、消費者の価格志向が一層強まり、1人当たりの購入点数も少なくなる傾向にあることから、17年2月期営業利益予想を182億円から会社計画170億円を下回る157億円へ、18年2月期を同200億円から167億円へ引き下げた。

■任天堂 <7974>  27,625円  -330 円 (-1.2%)  本日終値
 任天堂<7974>は反落。同社は7日に「スーパーマリオ」の新作である「スーパーマリオラン」をiPhone向けに配信することを発表しており、これがポジティブサプライズとなって、前日は一時4500円を超える上昇をみせた。きょうは、その反動から利益確定売りに押される展開となっているが、下落率は2%以下にとどまっており、先高期待を感じさせる動き。売買代金は11時現在で1000億円弱こなしており、東証1部上場銘柄のなかで2位のソフトバンクグループ<9984>を大きく引き離し断トツとなっている。なお、前日買われたサノヤスホールディングス<7022>、ディー・エヌ・エー<2432>など周辺銘柄も利益確定売りに押される展開となった。

■エーザイ <4523>  6,381円  -64 円 (-1.0%)  本日終値
 エーザイ<4523>が反落。8日付でみずほ証券が投資判断「アンダーパフォーム」継続、目標株価を4600円から4050円へ引き下げた。17年3月期は米国における販売費効率化もあって通期連結営業利益で会社側計画の537億円(前期519億3500万円)に対して従来予想の633億円から680億円へ引き上げているが、18年3月期は中国売上高(現地通貨ベース)の減額と為替前提の円高修正により、753億円から700億円へ引き下げている。

■積水ハウス <1928>  1,725.5円  -12.5 円 (-0.7%)  本日終値
 積水ハウス<1928>が4日ぶりに反落。同社は8日の取引終了後、17年1月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1兆9850億円から2兆円(前期比7.6%増)へ、営業利益を1700億円から1750億円(同16.9%増)へ、純利益を1110億円から1130億円(同34.0%増)へ上方修正したが株価は買い一巡後に利益確定売りに押されている。当初計画に比べ各事業セグメントの利益率改善が継続していることに加え、足もとの受注状況を考慮している。

■ジーエヌアイグループ <2160>  216円  +45 円 (+26.3%) 一時ストップ高   本日終値
 8日、ジーエヌアイグループ <2160> [東証M]が特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」の結合組織疾患を伴う間質性肺疾患治療薬としての中国における治験について、第3相臨床試験から開始できる承認許可を取得したと発表したことが買い材料。間質性肺疾患は結合組織の障害に伴う最も重篤な肺の合併症で、全世界で承認された治療法はない。臨床試験終了後には、当局と追加的な情報交換を行った上で、新薬承認申請を行うことになる。発表を受けて、「アイスーリュイ」の適用範囲拡大による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。

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