【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 積水ハウス、鎌倉新書、コーセーRE (9月8日発表分)
鎌倉新書 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月7日から8日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 鎌倉新書 <6184>
17年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比52.9%増の1.5億円に拡大したが、通期計画の3.1億円に対する進捗率は49.5%となり、前年同期の48.3%とほぼ同水準だった。
★No.2 スバル <9632>
17年1月期の連結経常利益を従来予想の15.6億円→19.3億円(前期は18.9億円)に23.3%上方修正し、一転して2.0%増益見通しとなった。
★No.3 コーセーRE <3246>
17年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比29.5%増の2億5900万円に伸び、従来の15.0%減益予想から一転して増益で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6184> 鎌倉新書 東M +5.69 9/ 8 上期 52.94
<9632> スバル 東1 +2.24 9/ 8 上期 45.00
<3246> コーセーRE JQ +1.50 9/ 8 上期 29.50
<1928> 積水ハウス 東1 +1.15 9/ 8 上期 -9.98
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース