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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家たいちー氏:塩漬けリスク!保有するうえで考えること


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家たいちー氏(ブログ「たいちー株ろぐ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年9月2日10時に執筆
投資家の皆様こんにちは^^
先月に書かせて頂きました3レポートが好評で銘柄選定が慎重になっているたいちです。笑
今回は違ったパターンで、少し持論を書かせていただきます。中、長期での投資家さんにはあまりピンとこないと思いますが
今の地合いに対しての考え方、初心者が陥り易い私の実体験です。

私は基本、買建メインにてトレードしております。
その中で一番大事にしているのは「売り」決済のタイミングです。
勿論、株価が上がれば目標株価を決め、逆指値注文などの工夫をすればリスクも薄まり利益も確保できます。

しかし問題は株価が下がった時です。買っているのですからこれから下がることなど大抵の方は考えていない筈です。
初心者が陥り易い一番の場面

銘柄を買うときに大事なのはロスカットラインを設定することだと思います。
ではどこで設定するか。移動平均線?支持線を割ったら?買約定値より-5~8%?
上記は確かに重要なラインで皆さんそれぞれにお持ちだとは思います。

ですが併用してもっと重要なことは
「これからこの株は上がるか?」ではないでしょうか。

買う理由があったので、買ったのでしょうから今後も上がると期待しちゃいます!
違うのです。下がった時点で「負け」です。認めてください。
明確な根拠もなく「かもしれない」は論外。運転免許の教習所でダメだと言われたはず。笑
先ずは間違いを認めることです。そしてそこで一回リセットして、上で言ったように上がるという根拠を見つけ出してください。
(根拠があって買ったのであれば話は別ですが、今回は飛び込んだ前提でお願いします。笑)

「決算が近い」「関連したイベントがある」「子会社が上場」等、
なんでもいいので可能性を探してください。できる限り近いうちに、そして多い方が尚〇
該当しなければそれは「売り時」なんです。
上がる可能性がないものを保有している意味はありませんよね?

具体例で言いますと

業績期待で決算日持ち越し、市場予想通りの結果になりましたが翌日大暴落。

よくありがちなケースです。一概には言えませんが決算良好でも織込み済みの場合には売られる傾向が目立ちます。
そして「市場予想と同じだが業績良好、人気株だし一時的なものだろう。」
根拠のない自信。これは競馬やカジノやっているのと変わりません。ギャンブルだと理解してください。
この考えが一番の塩漬け銘柄作るのだと私は思います。
私は以前、この考えで常にいました。笑 それで多額の損失を出しました。
「あがるだろう、かもしれない」は株式投資に対してこの考えは一番必要ないものだとこの実体験から感じました。
株は賭け事ではありませんよね。

「次の決算まで三カ月?良いニュース・材料が出るかもしれない?」
都合のいいことばかり考えていました。そしてその楽観視が損失を生じさせ、増える一方。
保有していて逆に「悪いニュース・材料」もあるかもしれないと思う気持ちが大事ですね^^

話が逸れました。
上記で述べましたように明確な根拠がある場合は物色の対象になり、上昇する可能性が広がってきます。
株の基本は「リスクを減らすこと、上がる可能性を一つでも多く探すこと」これに尽きると思います。

業績が良くて株価が上がらない銘柄は多数あります。
逆に業績が悪くてもイベントなどが近いことや関連していれば物色されることは多数あります。
いつか花咲くの「いつか」求める方は年単位で投資をされる方がいいでしょう。

資金効率、現状の地合いに関しても私は、その「いつか」に頼りたくはありません。
あくまで持論ですし、一概には言えませんが
「売るタイミングは自分が決めるのではなく、市場が決めるもの」
だと私はそう自分に言い聞かせてます。と少し精神論っぽくなっちゃいましたが汗
そういう考えもあるものだと思って頂けますと幸いです。

全然違いますが本来、私の好きな投資手法はウォーレン・バフェットです!笑
資金力に合わせた投資と地合いに合わせた手法があると思います。

見ていただいて有難うございました^^
それでは皆様今年も後四ヶ月、一緒に頑張りましょう!!!

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執筆者名:たいちー
ブログ名:たいちー株ろぐ

《TM》

 提供:フィスコ

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