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【市況】出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16743.32 (+5.83)
TOPIX  : 1314.50 (+1.26)

[後場の投資戦略]

 日経平均はプラス圏を回復している。大型株主導ではあるが、これまでのファナック<6954>、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>などがけん引している訳ではなく、信越化<4063>、トヨタ自<7203>、エーザイ<4523>、アルプス電<6770>、ホンダ<7267>など、ハイテク、自動車、薬品株が日経平均をけん引しており、買戻しの流れが強まっているようである。

 日銀のETF買入れは期待できないが、物色の流れが変わるなか、相対的に出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる可能性がありそうだ。日経平均はこう着となろうが、出遅れ修正が強まることによって投資家のセンチメントも明るくなろう。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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