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【市況】NY株式:ダウは17ドル高、堅調な住宅関連指標や原油高を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

23日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は17.88ドル高の18547.30、ナスダックは15.48ポイント高の5260.08で取引を終了した。欧州株が全面高となったほか、7月新築住宅販売件数が予想を上回る内容となり、買いが先行。小売企業の好決算や原油相場の上昇も好感されたが、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・生活必需品小売や公益事業が下落した。

家電量販店のベストバイ(BBY)は決算内容が好感され、大幅上昇。住宅建設のトール・ブラザーズ(TOL)も決算が大幅増益となり、堅調推移。自動車部品メーカーのデルファイ・オートモーティブ(DLPH)とモービルアイ(MBLY)は自動運転システムの共同開発を発表し、ともに買われた。一方で、大手行のウェルズ・ファーゴ(WFC)は学生ローンの慣行が違法と判断され、360万ドルの制裁金の支払いを命じられ、売られた。

本日、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は電池容量を100キロワット時へと増量し、充電1回当たりの航続距離や加速力向上させた「モデルS」「モデルX」を発表した。この発表を好感して、株価も小幅上昇。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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