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【市況】東京株式(前引け)=買い気乏しく小幅反落

 23日前引けの日経平均株価は前日比37円17銭安の1万6561円02銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は6億1542万株、売買代金概算は6874億2000万円。値上がり銘柄数は740、対して値下がり銘柄数は1084、変わらずは141銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、やや売りに押される展開となった。前日の欧米株市場が総じて冴えない動きだったことや原油市況が急反落したことでリスク選好ムードが一服した。外国為替市場で1ドル=100円大台を巡る攻防となっており、主力株中心に買い気が盛り上がらない環境にある。日銀のETF買い発動への期待感から下値では買い戻され、下げ幅も限定的となっている。売買代金は7000億円を下回り、閑散商状が続く。

 個別では任天堂<7974>が反落、ブイ・テクノロジー<7717>も大きく値を下げた。SUMCO<3436>、日本特殊陶業<5334>などが大幅安、ルネサスエレクトロニクス<6723>も下落した。半面、小野薬品工業<4528>が商いを伴い上昇、ファミリーマート<8028>も続伸。アウトソーシング<2427>,フルキャストホールディングス<4848>など人材サービス関連が買われ、トクヤマ<4043>、日清食品ホールディングス<2897>などの上げも目立っている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年08月23日 11時45分

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