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2016年08月22日11時42分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:岡部、HUG、レーザーテク、ファンケル

岡部 <日足> 「株探」多機能チャートより
■岡部 <5959>  828円  +62 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 19日、岡部 <5959> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.35%にあたる120万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月22日から11月30日まで。

■HUG <3676>  3,850円  +250 円 (+6.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 ハーツユナイテッドグループ<3676>が急伸。同社はきょう、中国のゲームメーカーからデバッグ(製品の不具合を検出・報告する事業)案件を初受注したと発表。これが材料視されているようだ。同社は今回の受注を機に、既に引き合いを受けている新規案件についても積極的にデバッグサービスの展開を図り、中国のゲーム市場における品質基準の確立およびそのビジネス形成を主導していく意向を示している。

■レーザーテック <6920>  1,888円  +119 円 (+6.7%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>が大幅続伸。いちよし経済研究所は19日、同社株のレーティングを「B」から「A」へ引き上げた。フェアバリューは1460円から2250円に見直している。同経研ではフラットパネル向けフォトマスク検査装置に加え、次世代露光方式であるEUVL(極端紫外線リソグラフィ)用フォトマスクブランクス検査装置の売り上げ拡大などを予想。17年6月期の連結営業利益は前期比7%減の41億円(会社予想37億円)に対して、18年6月期は同56億円(従来予想48億円)、19年6月期は同83億円と業績拡大を見込む。特に、微細化進展に伴うEUVL向け装置の寄与を評価している。

■ファンケル <4921>  1,682円  +46 円 (+2.8%)  11:30現在
 ファンケル<4921>は反発。同社は19日、ファンケル化粧品を通じてドラッグストアで新たな洗顔製品を順次販売を開始することを発表した。今回、洗顔料としてさらに進化した「洗顔パウダー」のほか、洗顔市場で半分のシェアがあるクリームタイプ洗顔料でニキビケア用の「AC洗顔クリーム」、泡が出てすぐに洗える手軽さで市場が広がりつつあるプレフォームタイプ「クリーミィ泡洗顔料」を販売。今後、洗顔製品の取り扱いのドラッグストア数を現在の約8500店舗から、17年3月期中に1万店舗を目指して、市場の拡大を図る方針。

■任天堂 <7974>  22,720円  +520 円 (+2.3%)  11:30現在
 任天堂<7974>が反発。この日の朝方、米子会社が所有する、メジャーリーグ球団シアトルマリナーズの運営会社ファースト・アベニュー・エンターテインメント(FAE)社の持ち分の一部を売却する交渉を開始したと発表しており、業績への影響を期待した買いが入っている。会社側によると、メジャーリーグベースボール機構の承認を得て、売却が正式に決まったとしており、売却額は6億6100万ドル(約665億円)。なお、同売却が業績に与える影響については、影響額が確定後、必要に応じて開示するとしている。

■五洋建設 <1893>  577円  +13 円 (+2.3%)  11:30現在
 五洋建設<1893>が反発。同社はきょう、香港機場管理局から香港国際空港第3滑走路の地盤改良(深層混合処理工法)工事を現地企業と共同で受注したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。この工事は、香港国際空港第3滑走路建設で最初に施工される工事で、全4工区355ヘクタールの地盤改良工事のうち最大工区となる98ヘクタールを同社JV(共同企業体)が施工するもの。JVの受注金額は約489億円で、同社の受注金額は約244億円になるとしている。

■SCSK <9719>  3,890円  +50 円 (+1.3%)  11:30現在
 SCSK<9719>が反発。19日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を5550円から5600円へ引き上げた。収益性改善や車載ソフト分野でBSW(Basic Software)がサプライヤーなどに採用され利益成長につながることを指摘。17年3月期を通期連結営業利益で会社側計画と同様の330億円(前期317億8500万円)から337億円へ、18年3月期を375億円から380億円へ引き上げている。

■アイシン精機 <7259>  4,765円  +60 円 (+1.3%)  11:30現在
 アイシン精機<7259>が続伸。SMBC日興証券は19日、同社株の目標株価を4700円から5300円に引き上げた。投資評価の「1」は継続した。業績の上方修正期待などを評価している。また、同社は1000万株(発行株式数の3.46%)、500億円を上限に自社株買いを実施しているが、株主還元積極化など株価を意識した経営スタイルへの変化も前向きにみている。同証券では17年3月期の連結営業利益は会社予想1750億円に対して、1900億円への増額修正を予想。日本や米国、中国でAT(自動変速機)需要が増勢基調にある。また、18年3月期は同2100億円への増益を見込んでいる。

■ラオックス <8202>  750円  +5 円 (+0.7%)  11:30現在
 ラオックス<8202>が続伸。インバウンド需要の剥落で今期の業績が低調に推移しており、6月中旬以降は下値模索の動きを強めていたが、8月に入り底入れ確認から戻り足を強めてきた。テクニカル的にも5日・25日移動平均線が大底圏でゴールデンクロスを示現、信用取組は売り買いがっぷり四つで信用倍率1.06倍と需給妙味も意識されている。19日、同社子会社のモード・エ・ジャコモを通じて民事再生手続き中のシンエイ(東京・台東区)から婦人靴の企画販売事業を3億8000万円で取得することを発表したことなどが株価上昇の新たな思惑材料となっている。

■日本水産 <1332>  457円  -68 円 (-13.0%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 19日、日本水産 <1332> が3015万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限507万株の第三者割当増資を実施するほか、みずほ信託銀行による365万株の株式売り出しを発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の12.7%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は29日から9月1日までのいずれかの日に決定。最大で167億円の調達資金については、国内の医薬品原体の生産体制強化や借入金の返済などに充てる。

■イハラケミカル工業 <4989>  862円  -123 円 (-12.5%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 イハラケミカル工業<4989>が急反落。前週末19日の取引終了後、16年10月期の連結業績予想について、売上高を470億円から440億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を37億円から29億円(同41.2%減)へ、純利益を30億円から25億円(同40.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。6月8日の第2四半期累計決算の発表と同時に通期業績予想の下方修正を発表したが、その後、海外向け畑作用除草剤の需要動向の下振れ懸念が拡大したことが要因としている。

■あい ホールディングス <3076>  2,121円  -136 円 (-6.0%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 あい ホールディングス<3076>が4日続落で6月28日につけた年初来安値2155円を更新している。19日取引終了後、17年6月期の連結業績予想を発表し、売上高は545億円(前期比11.7%増)、営業利益は91億円(同11.8%増)、と最高益更新を見込むも、営業利益99億円前後とする市場コンセンサスに届かなかったことが失望されている。今期は、足もとでマンション向けセキュリティー機器の販売が好調に推移することに加えて、環境試験装置の受注が増加していることが寄与する。なお、16年6月期連結決算は売上高487億8000万円(前の期比18.0%増)、営業利益81億4100万円(同14.4%増)だった。

●ストップ高銘柄
 北川精機 <6327>  465円  +80 円 (+20.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ACKグループ <2498>  846円  +144 円 (+20.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 メドレックス <4586>  849円  -150 円 (-15.0%) ストップ安   11:30現在
 など、1銘柄

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