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【市況】国内大手証券の鉄道セクター見解、新幹線の費用負担のない漁夫の利候補として名鉄と西鉄に注目

名鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
 国内大手証券の鉄道セクターのリポートでは、インバウンド増加に伴い空港線の意義は大きいものの、株式市場の視点からはコスト負担で課題が多いと指摘。

 羽田・新東京駅・押上は4000億円規模、羽田・東京アクセス線(貨物線活用)は3200億円規模、蒲々線でも1000億円規模と、事業者・自治体の分担が不透明との見方で、「不透明性が低く実現性が高い」ものとして2020年前後の相鉄の都心乗り入れ(相鉄・JR、相鉄・東急)に注目。

 また、新幹線の費用負担のない漁夫の利候補として、リニア新幹線では名古屋鉄道<9048>、長崎新幹線では西日本鉄道<9031>に注目している。
《MK》

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