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【市況】イギリスEU離脱の是非を問う国民投票、英ポンドの動向に注意が必要

 外国為替市場がなにかと賑やかになってきた。米雇用統計の結果を受けて急激なドル安・円高に振れ、FOMCが6月に利上げする可能性が急減したことが話題に多く取りあげられている。

 今月は大きなイベントがまだ控えている。日銀金融政策決定会合、そして6月23日に行われる予定の、イギリスがEU離脱するか否かを問う国民投票がある。外国為替市場ではイギリスがEU離脱となれば英ポンドの変動に大きな影響を与えるとして注目されている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投票結果の内容によっては、ポンドが急落してユーロ安をもたらす可能性を指摘。チャートからは今後、ユーロ高を示唆するが月末から来月にかけボラティリティの高まりに注意が必要と促している。
《MK》

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