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2016年03月17日15時45分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):デクセリ、千葉銀、住友大阪、ニコン

デクセリの日足チャート 「株探」多機能チャートより
■デクセリアルズ <4980>  1,202円  +13 円 (+1.1%)  本日終値
 デクセリアルズ<4980>が小幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ハイブリッドSVRが想定していたほどには拡大しない公算が高まってきたと指摘。LCDパネル市場で在庫調整が進展する影響で、ACF(異方性導電膜)の出荷が低調にとどまると考え、16年3月期営業利益予想を103億円から90億円に、17年3月期営業利益予想を114億円から97億円に引き下げ。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1670円から1500円に引き下げている。

■岩谷産業 <8088>  640円  +6 円 (+1.0%)  本日終値
 岩谷産業<8088>、三菱化工機<6331>が高い。経済産業省が燃料電池車(FCV)の燃料に使う水素を供給する「水素ステーション」を2025年度までに現在の4倍(320カ所)に増やす長期目標案をまとめたことが伝わるなか、関連銘柄への注目度が高まっている。岩谷産は水素販売で市場シェア6割というトップサプライヤーであり、関連銘柄最右翼に位置する。また菱化工機も水素製造技術に定評があり、水蒸気改質型水素製造装置などを展開しており、人気素地を復活させている。

■千葉銀行 <8331>  566円  +5 円 (+0.9%)  本日終値
 16日、千葉銀 <8331> が中国銀 <8382> 、第四銀 <8324> らとフィンテックの共同出資会社を7月に設立すると発表したことが買い材料視された。同社と中国銀、第四銀は「金融システム高度化アライアンス」を立ち上げ、フィンテックをはじめ先進的なIT技術を調査・研究してきた。新会社ではフィンテックの情報を一元的に収集するとともに、これまで調査・研究を行ってきた人工知能やモバイル技術の活用などのテーマを具現化することを目的とする。なお、資本参加するのは3行のほか、東邦銀 <8346> 、伊予銀 <8385> 、北洋銀 <8524> の計6行。

■住友大阪セメント <5232>  461円  +4 円 (+0.9%)  本日終値
 住友大阪セメント<5232>が4日続伸。16年度予算の成立から補正予算への期待も浮上するなか、建設株全般が再び動意含みにあり、きょうは業種別騰落でも建設セクターは値上がり上位に食い込んでいる。そのなか、セメントなど建設資材需要も喚起されるとの思惑が働いている。国内セメント需要は足もと弱含みで推移しているが、東京五輪関連の特需も顕在化しており、今後に期待か膨らむ。一方、非セメント事業ではリチウムイオン電池材料が欧州のプラグインハイブリッド車向けなどに供給量が増勢。生産拠点のベトナムで大幅な能力増強に動いている。

■ニコン <7731>  1,830円  +15 円 (+0.8%)  本日終値
 ニコン<7731>が頑強。全体相場は為替の円高が重荷となって軟化傾向にあり、前場プラス圏にあった自動車株も買い戻しが一巡するとマイナス圏に沈んでいる。そのなか、同社株は前日に続き買い優勢で輸出主力株の中で値もちの良さが光る。16年3月期はデジタルカメラの販売低迷で2ケタ減益となる込みだが、17年3月期は半導体ステッパーや液晶パネル装置が中国向けで需要回復し、「為替の円高はあっても大幅増益転換を果たす」(市場関係者)とみられている。

■鹿島 <1812>  695円  +5 円 (+0.7%)  本日終値
 鹿島<1812>が反発。為替が再び円高に振れていることで内需株に物色資金が向かいやすくなっている。そのなか、安倍政権による財政出動への期待が高まるなか、建設セクターへの買いに厚みが加わってきた。同社は超高層ビルで実績豊富、都市再開発の流れを背景に高層マンション建設で収益機会を捉えている。16年3月期営業利益は前期比4.5倍と急回復を見込んでいる。チャート・テクニカル面では一目均衡表が雲抜けを果たし上値に軽さが出ている。

■DIC <4631>  256円  +1 円 (+0.4%)  本日終値
 DIC<4631>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、昨年11月から本格出荷を開始した液晶材料の新製品が16年度の収益拡大に貢献すると指摘。株価には割安感が強いと評価し、中期的に株主還元強化も見込まれると解説。レーティング「オーバーウエート」を継続、目標株価は450円から400円に調整している。

■コニカミノルタ <4902>  1,017円  +4 円 (+0.4%)  本日終値
 コニカミノルタ<4902>は堅調。同社は16日、情報機器事業の北米販売子会社であるKMBUS社を通じて、北米のMFP販売店であるMeridian Imaging Solutions社(米・バージニア州、MER社)を買収することを発表した。今回の買収により、ワシントンD.C.を含む地域でシェア拡大を通じた直販基盤を強化しMFPの販売力を向上、KMBUS社のリソースを活用してデジタル印刷システムとITサービスの提供力を北米市場で強化していく。

■電通 <4324>  5,520円  +20 円 (+0.4%)  本日終値
 電通<4324>が反発。同社は16日、テトリス・カンパニーとTETRISの日本国内における商品化および広告利用に関するライセンス契約を締結したことを発表した。これにより同社は今後3年間、国内唯一の代理店として、世界で最も売れたゲームの一つであるTETRISの商品化権と広告利用権を活用したスポンサーセールスを行っていくことになる。TETRISの商品化権や広告利用権を活用したプロモーション活動において想定されるタイアップ業種としては、アパレル、飲料、食品、玩具、文房具、キッチン用品などがあり、景品類などへの利用ニーズも高いと予測している。

■武田薬品工業 <4502>  5,399円  +1 円 (+0.0%)  本日終値
 武田薬品工業<4502>が小反発。大和証券では、米国子会社が現地時間15日、抗肥満薬コントレイブの米国での全権利をOrexigenが取得すると発表した事を受け、同社にとっては経営資源の効率的活用に資する公算が大きく、ポジティブな印象と指摘。今後、米国での販売力は炎症性腸疾患治療剤エンティビオや大うつ病治療剤ブリンテリックスに集中的に投下していく方針とみて、近年進めている事業構造転換がまた一歩進展、中長期的には業績にポジティブに影響することが期待できると解説。レーティング「3」と目標株価6200円を継続している。

●ストップ高銘柄
 フィスコ <3807>  472円  +80 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値
 昭栄薬品 <3537>  3,005円  +504 円 (+20.2%) ストップ高   本日終値
 カイオム <4583>  910円  +150 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値
 ウェルス・マネジメント <3772>  918円  +150 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値
 ソネック <1768>  704円  +100 円 (+16.6%) ストップ高   本日終値
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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