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2016年03月17日15時43分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):国際石開帝石、カカクコム、ダイフク、ソニー

国際石開帝石の日足チャート 「株探」多機能チャートより
■岡村製作所 <7994>  1,046円  +25 円 (+2.5%)  本日終値
 16日、岡村製 <7994> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の120億円→127億円に5.8%上方修正。増益率が16.0%増→22.7%増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。主力のオフィス家具、商環境機器ともに販売が好調で、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。併せて、創立70周年記念配当を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の20円→24円(前期は17円)に増額修正したことも支援材料。

■国際石油開発帝石 <1605>  930.8円  +21.8 円 (+2.4%)  本日終値
  国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>、JXホールディングス<5020>など石油関連株が軒並み高。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど主要産油国が増産凍結に向け4月17日にカタールのドーハで会合を開くことが有力となったとの報道が伝わり、原油価格が上昇したことが好感された。これを受け、16日のWTI原油先物価格は終値ベースで前日比2ドル12セント高の38ドル46セントに上昇した。原油価格は40ドルを意識する値動きとなり、これを受け石油関連株に見直し買いが流入している。

■カカクコム <2371>  2,270円  +50 円 (+2.3%)  本日終値
 カカクコム<2371>が4日続伸。ドイツ証券は16日、同社株のレーティングの「バイ」を継続した。目標株価は2700円(従来2750円)としている。食べログが業績のけん引役となっており、16年3月期の連結営業利益は前期比16%増の195億円、17年3月期は同22%増の237億円と連続増益を予想。株主資本利益率(ROE)40%以上の確保を前提に自社株買いと増配の実施も見込んでいる。

■ダイフク <6383>  1,838円  +27 円 (+1.5%)  本日終値
 ダイフク<6383>は全般相場が軟化するなかしっかりした動き。株価は1800円近辺で収れんする5日・25日移動平均線を絡め煮詰まっており、下値リスクが軽減されている。活発化する電子商取引の影響で物流施設関連の需要が高まっており、半導体業界向けも中国での案件獲得に期待がかかっている。16年3月期営業利益は34%増の200億円予想だが、市場では来期も増益が確保されるとの見方が強い。

■大氣社 <1979>  2,731円  +39 円 (+1.5%)  本日終値
 大気社<1979>が反発。2月10日に昨年来安値2350円に売り込まれたが、その後は売り物をこなしながら漸次下値を切り上げ上値指向を鮮明としている。同社は空調大手だが、「都市再開発の動きが活発化する中でオフィス環境改善に向けたリニューアル工事需要が追い風になっている」(国内中堅証券)と指摘されている。今16年3月期は営業利益段階で34%増の116億円を計画。需要に連動するかたちで受注単価も上昇傾向にあり、高水準の手持ち案件が来期業績見通しも明るくしている。

■ソニー <6758>  2,923円  +40 円 (+1.4%)  本日終値
 ソニー<6758>が続伸。同社は16日、プレイステーション4(PS4)対応のバーチャルリアリティ(VR)システム、プレイステーション ヴィーアール(PS VR)を今年10月に発売することを発表しており、これが引き続き関心を集めている。販売地域は日本、北米、欧州、アジアで、希望小売価格は4万4980円。市場の拡大が期待されている仮想現実であるVR技術が家庭用ゲーム機で気軽に楽しめることで期待が高まっている。

■ダイキン工業 <6367>  8,301円  +108 円 (+1.3%)  本日終値
 SMBC日興証券の機械、造船・プラントセクターのリポートでは、17年3月期コンセンサスは全体的に楽観的過ぎると指摘。スマホ関連設備投資は今後大きく減少するとみるなか、中国の設備投資意欲に回復の兆しは見られないとして、米国ではオイルとガス関連を中心に設備投資がピークアウトしつつあると解説。日本では17年3月期上期の工作機械受注も需要減少のリスクがあるとみて、業種格付け「中立」を継続し、短期的に「弱気」スタンスを提案。トップピックとしてダイキン工業<6367>と日揮<1963>を紹介している。

■花王 <4452>  5,933円  +69 円 (+1.2%)  本日終値
 花王<4452>が反発。同社は16日、軟包装用フィルム基材への印刷に対して、VOCレス設計で環境負荷を低減した水性インクジェット用顔料インクの開発に世界で初めて成功したことを発表した。これは同社がこれまで培ってきた「顔料ナノ分散技術」をさらに応用して開発したもの。この技術を用いて、産業印刷分野に新規参入する。

■アキュセラ・インク <4589>  2,367円  +26 円 (+1.1%)  本日終値
 アキュセラ・インク<4589>が上場来高値。同社はこの日、午前8時30分にYouHealthEyetech(米国サンディエゴ)から、YouHealth社がカリフォルニア大学サンディエゴ校と契約する非外科的治療法に基づき開発されたラノステロール技術の開発に関わる独占契約の権利を取得したことを発表した。今回の契約は白内障に対する非外科的な治療法として新たな薬剤を開発することが目的。白内障の進行を予防するだけではなく、水晶体混濁を解消できる根本的な治療法を開発することを目的としており、この治療法が承認されれば、白内障に対する低侵襲性の薬物治療としてはかつてないものになるとしている。

株探ニュース

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